今週26日、9万2000ETHの巨額送金が直近で話題になっていますが、送金主は元開発者の一人であるジェフリー・ウィリック氏であることが明らかになりました。
本人がツイッターにてコメントしています。
要点
巨額イーサの送金主が判明
今週26日、9万2000イーサが送金されたことが直近のメディアで話題になっていましたが、その翌日27日、元開発者の一人であるウィリック氏であったことが明らかになりました。
You are right. Nothing goes unnoticed, @jeffehh.
Given that you were awarded so much $ETH, you should use that money to help Ethereum. pic.twitter.com/OARA4etUn1
— Richard (@ricburton) December 26, 2019
あなたが正しいです。気付かれることは何もない。イーサがあなたに付与されたことを考えると 、そのお金をイーサリアムを助けるために使うべきです。
ツイートが正しければ、ウィリック氏は送金理由に関して、ゲームの開発費に必要だったと述べています。
同氏は現在、イーサリアムのプロジェクトから離脱しゲーム開発を主に活動中、ヴィタリック氏がこのことを否定していることからもウィリック氏の主張は正しいでしょう。
今回の巨額送金に関しては、分析企業ViewBaseがヴィタリック氏を含む開発者のものであるという指摘から「ヴィタリッククジラ説」も浮上、一部では売り圧力を警戒する声もありましたがいったんその懸念は解消したとみてよさそうです。
アルトの価格動向にも注目
既報の通り、ビットコイン含めイーサリアムもいったんは底値をつけた展開となっており、このまま年末年始の価格動向に注目。
もちろん、単独の強い材料があれば、価格も独自に動く可能性がありますが、今のところは連動しているビットコインの動きにも注目したいところです。
このブログでも何度もお伝えしていますが、市場全体の動きとして現在はビットコインの値動きが基本となっているので、イーサリアムも含めビットコインのレンジには引き続き注目です。
まとめ
今週26日、9万2000イーサが送金されたことが直近のメディアで話題に。
しかし、その翌日である27日、送金主は元開発者の一人であるウィリック氏であったことが明らかになりました。
本人のツイートによると、送金理由はゲーム開発費のための換金売りであったとのこと。
一部ではヴィタリックのクジラ説などが指摘され、イーサリアムの売り圧力も懸念されていましたが、いったんは解消されたとみてよさそうです。