仮想通貨取引所COBINHOODが10日、突然ツイッターで「すべてのアカウント残高をシャットダウンし監査します。」と告知しました。
COBINHOOD Exchange is shutting down and auditing all accounts' balances from Jan 10 to Feb 9 in 2020. It will be re-opened on Feb 10, 2020. All COBINHOOD users can then retrieve their funds accordingly. Please DO NOT make any deposits; it may result in permanent loss.
— COBINHOOD (@COBINHOOD) January 10, 2020
https://platform.twitter.com/widgets.js
監査期間は2020年1月10日から2月9日までとなっており、約1ヶ月もの間出金ができないようです。
あまりの突然の出来事で、シャットダウン後の告知であった為出金できたユーザーはほとんどいないようです。
2月10日になれば出金できるとのことですが、事前に告知が無かったため一部のユーザーは出口詐欺を疑っているようですね。
出口詐欺とは
出口詐欺とは、簡単に説明しますと取引所がユーザーの資産を持った状態で取引所を閉鎖することを指します。
過去にあった例ですと、coinroomという仮想通貨取引所がハッキングされたと発表し、ユーザーらの出金を一時停止しました。
しかし、その後出金が再開されることはなくそのまま取引所は閉鎖。
ユーザーは取引所に預けていた資産を取り出せないので、実質的に資産を持ち逃げされた形になりました。
もちろん本当にハッキングされていた可能性もありますが、大半の場合ハッキングされたというのは嘘で、資産を持ち逃げする為の口実でしょう。
今回のCOBINHOODもまさにそのパターンなのではないかとユーザーらは懸念しているようです。
出口詐欺と疑われる一番の理由として、告知なしで出金を停止したことが挙げられます。
そして何故一か月もの間出金を停止するのかという詳細は告知されていない為、逃げる為の準備をしていると思われても仕方がありませんね。
出口詐欺に合わない為には
仮想通貨に投資している人にとって、出口詐欺は一番防ぎたい事態ですよね。
しかし、突然出金ができなくなるので、詐欺が判明してからはどうしようもありません。
そこで、事前に出口詐欺を防ぐ準備をしておく必要があります。
ではどのようにして出口詐欺を防げば良いのでしょうか。
その答えは単純で、国内の安全な取引所を使うことです。
日本の取引所は国の厳しい基準をクリアしないと開設することができません。
それに対して海外の取引所は比較的簡単に開設することができるので、はなから出口詐欺を目的として開設している場合もあります。
なので、仮想通貨を取引するのであれば必ず日本の取引所で通貨を保管しておきましょう。
国内で安全な取引所はどこ?
国内の中でも信頼性の高い取引所は2ヵ所あります。
1ヵ所目はGMOコインという取引所です。
名前の通り、東証1部上場のGMOグループが運営する取引所なので、出口詐欺を行うことはまずあり得ないでしょう。
信頼性だけで考えると、国内の取引所でもNo.1を誇るほど運営元が大きいです。
GMOコインは信頼性だけではなく、各種取引手数料が無料な上にサイバー攻撃対策も徹底しています。
仮想通貨を始めるのであればココしかないと言えるでしょう。
2ヵ所目はDMM bitcoinという取引所です。
DMMグループと言えば誰もが聞いたことがある企業ですね。
ここもGMOと同じように、運営元の会社がとても大きいので出口詐欺を行うことはまずありません。
DMM bitcoinも口座開設手数料・口座維持手数料・出金手数料・ロスカット手数料・取引手数料すべてが無料です。
また、イーサリアムやネム、リップルなど様々な通貨に対応していますので、アルトコインの購入をしたい時にも大変便利なサイトとなっています。
そしてパソコン、スマートフォンそれぞれで使いやすいアプリがリリースされているので、取引に慣れていない方でも問題なく利用ができます。
まとめ
さて、今回の記事は出口詐欺をメインにお話しさせて頂きました。
仮想通貨の世界では、誰もあなたを守ってくれることはありませんので、自衛の術を身につけなければなりません。
時にはハッカーではなく、取引所が牙を向いてくることを理解していなければこの世界では生きていけないでしょう。
特に海外の取引所はとても危険ですので、仮想通貨を利用する際は国内の取引所を使った方が賢明だと言えます。