今年に入ってから順調に価格を伸ばしてきている主要アルトコインですが、ここ数日で更に好調な勢いを見せております。
2月13日、リップルは15%以上の価格を暴騰させました。
先日はイーサリアムが暴騰したばかりなので、いよいよアルトコインのシーズンがやってきたと巷では歓喜の声が挙がっています。
リップルが一時37円超え
13日の朝9時ごろから急激に価格を伸ばし始めたリップル。
節目となる0.3ドル(33円)を超えたのも束の間、その凄まじい勢いで昼頃には36円台に到達しました。
そのまま40円に突入するかと思われましたが、15時ごろには失速。
夕方頃には0.3ドルラインまで価格を落としました。
しかし、21時ごろから第二波が到来し、昼頃の高値を更新する37円まで価格を伸ばしました。
勢いが止まらない主要アルトコイン
2年以上ひたすら価格を下げていたアルトコインが、殻を破るかのように勢いを伸ばし始めてきています。
主要アルトコインの代名詞、イーサリアムも2月に入ってから価格を22000円前後から30000円まで価格を伸ばしており、その勢いは依然止まることを知りません。
ビットコインキャッシュやビットコインSVに至っては、年始から2倍以上の価格上昇を起こしました。
そんなほぼ全ての主要アルトコインが続々と価格を伸ばす中、リップルだけBTC建てでは遅れを見せていました。
しかし、今回の暴騰によってリップルはBTC建てでも10%以上の上昇を達成することができました。
価格上昇の要因は?
順調に価格を伸ばしているイーサリアムとリップルですが、その上昇にはしっかりとした材料があるのでしょうか。
その背景を調査してみました。
イーサリアム
イーサリアムは現在、イーサリアム2.0という大型アップデートの準備を進めています。
イーサリアム2.0は、2015年にイーサリアムがローンチされて以降開発が続けられてきましたが、遂に2020年に完成するのではないかと言われております。
そして2020年前半に、イーサリアム2.0の初期段階である「フェーズ0」を実装するとのことなので、年明けから急激に注目が集まっていました。
今回の上昇は、仮想通貨の波が来たことに加えて、イーサリアム2.0の実装が現実的になってきたことで価格を伸ばしているものと見られます。
リップル
リップルが価格を大きく伸ばしている決定的な根拠はありません。
しかし、計画が順調に進んでいることに加えて、2020年以降も次々と提携会社を増やしていることが価格を伸ばしているのではないかと考えられます。
もともと20円台まで落ちたことで、実際の価値以上に下がっているのではないかと言われておりました。
しかし、仮想通貨全体が下火ムードであった為、なかなか投資家達が参入しない状態が続いていました。
ですが、今回のビットコインを筆頭に調子が出てきた仮想通貨業界を見て、新たな波が来たと察知した投資家達が次々と参入してきています。
その影響で、本来あるべき価格になろうとしているのだと考えられます。
まとめ
2020年に入ってから、ビットコインを筆頭に、主要アルトコインたちも次々と価格を伸ばしてきております。
特にイーサリアムは2月に入ってからの価格上昇が顕著で、22,000円から30,000円前後まで価格を押し上げました。
そしてBTC建てではそこまで上昇していなかったリップルも、13日に一時15%以上の価格上昇を見せて、BTC建てでも10%以上価格を上げる快挙を成し遂げました。
70%を超えていたビットコインドミナンスも現在は61%まで落ち込んでおり、ようやくアルトコインのシーズンが到来したのではないかと考えられています。