ビットコインの週末の動きは、20日に大きな上昇となったものの、21日、22日は動きが少ない状態になっています。
上昇基調は維持されているように見えますが、上昇ペースは遅く5万ドル手前で弾かれた動きになったため、
本日は上値の重さを嫌気した下落にも注意した方が良さそうです。
ビットコインの8月23日概況について解説します。
(この記事は8月23日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
8月20日午前7時からの動き
8月20日午前7時、511万円で推移していたビットコイン、
午前9時には516万円の短期レジスタンスと518万円の中期レジスタンスを難なくブレイクします。
日付が変わった21日午前1時には一段高となり、538万円まで上昇、
22日深夜2時には544万円まで上昇するも、ここまでとなり、23日午前0時には527万円まで下落し、
午前7時現在は536万円で推移しています。
上昇モードだが5万ドルが重い?!
今回23日の動きで、ドルベースでは49800ドルを高値に足踏みの形になっています。
あまり下がってこないことから、今週は上昇基調が維持されていると考えますが、
5万ドル手前で失速したことは印象が悪く、週明けからの動きに影響を及ぼしそうです。
明日の24日の午後までに高値を更新できない場合は、時間切れと考えていいでしょう。
本日は日本時間に5万ドル到達をしていなかった場合、欧州、NY時間に早めに見切られ、
売られる可能性があり注意が必要です。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、週末に動きがなかったことから凝縮されたラインに切り上がっています。
短期サポートが525万円の位置にあり、中期サポートは午後から524万円の位置になります。
少しの下げでブレイクされる位置になっているため、
524万円を下回った場合は一度冷静になった方がいいでしょう。
レジスタンスは543万円の位置に短期レジスタンスが、548万円の位置に中期レジスタンスがあります。
中期レジスタンスをクリアできれば、5万ドル突破が見えてきそうです。
まとめ
ビットコインの週末相場は、金曜日は動きがあったものの、土日は動きが乏しい展開になりました。
5万ドル手前で弾かれる動きになっており、日本時間中に5万ドルを到達が無かった場合、
欧州、NY時間に雲行きが怪しくなりそうです。
サポートの524万円割れには特に注意しましょう。