ビットコインの9月22日の相場は、買い戻しの動きが出て、反発モードへと入っています。
中国大手不動産会社のデフォルト懸念が一旦回避された事、
FOMCはネガティヴにとれる内容になっていない事から、過度な悲観が解除されてもおかしくない局面です。
ビットコインの9月23日の概況と今週の急落の原因について解説します。
(この記事は9月23日午前4時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。
9月22日午前6時からの動き
9月22日午前6時、446万円で推移していたビットコイン、いきなり432万円まで下落し、
発生したばかりの短期&中期サポートをブレイクします。
ただ、大型イベントのFOMC発表まで時間はそんなになく、9月22日の記事で書いた通り、
その後は売り手がポジションを整理し買い戻しの動きに、午後4時には468万円まで戻し、
9月23日の午前3時には483万円まで上昇、久方ぶりに短期レジスタンスをブレイクする展開です。
9月22日概況・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-139/
今週の急落の原因?!
今週に入ってからのビットコインの急落には、
- 中国大手不動産会社のデフォルトでリスクオフ
- FOMCでネガティヴサプライズを警戒
の2つの材料がありましたが、不動産会社のデフォルトとビットコインは関係が全く無いものの、
リスクオフの動きに合わせ、FOMC前に仕掛け売りが原因と考えられます。
元々、ビットコインは毎月20日頃から月末に向けてアノマリー的に急落する場面が多い傾向があります。
最近は米国金融緩和先行きへの反応が強く、週末は上値が重く、嫌気した売りが出やすい、
売り手にとって最高に近い環境が整っていました。
FOMCを抜け、NYダウに比べ下げすぎているビットコインは見直しが入る可能性も秘められています。
本日のサポートアンドレジスタンス
本日のサポートは、前日の安値を起点とし、429万円の位置に短期サポートが、
428万円の位置に中期サポートが発生しています。
レジスタンスは9月19日に発生した短期レジスタンスがブレイクされ、上値を目指していい環境です。
短期サポートは9月23日午後から切り上がっていき、日付が変わる頃には455万円となります。
短期サポートが短命に終わらなければ、過度な悲観の解消の動きとなりそうです。
まとめ
ビットコインはFOMC前に売り手の仕掛け売りは解消の動きとなっていきました。
今週はリスクオフの動き合わせて売り手が相場を崩しに行ったようです。
過度な不安モードは解消されつつあり、修正の動きがどこまでしっかり出来るかに注目です。