ビットコインの5月16日の動きは、前日までの重い動きを吹き飛ばす反転の動きとなりました。
米CPIの発表で、再び利下げ期待が出てきており、ドル安との連動性が上手く機能した形になっています。
ビットコインの5月16日の概況について解説します。
(この記事は5月16日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
急遽反転に?!5月15日午前7時からの動き
5月15日午前7時、966万円で推移していたビットコイン、日本時間は横ばいだったものの、夜間から急に動きが出始めます。
午後9時に米CPIの発表があると、一気に反転構成、短期サポートを楽々とブレイクし、日付が変わる頃には1000万円を突破します。
その後もNY時間は強めの推移となり、16日の午前7時現在は1022万円で推移する展開です。
1000万円に戻したことにより、シナリオが再び変わりつつあります。
ドルとの連動性が強まる?!米CPIで反転?!
2024年のビットコインは為替も株式市場もあまり関係なく上昇していましたが、ここにきて外への市場も見始めているようです。
午後9時に米CPIが発表され、予想よりやや下回ったことから利下げ期待が台頭、なぜかビットコインに買いが入ります。
ドル安はドルベースで仮想通貨を売り、伝統的な資産への乖離が発生しやすいため、ビットコインにはこの影響が逆流していたようです。
今後もドル高ではビットコインが売られ、ドル安では買われる展開が続くかもしれません。
ビットフライヤーのSFD比率は高く、高止まりしています。
短期筋が戻ってきている可能性があるでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、急騰の影響から変わらず、940万円の位置となります。
この水準へと下落することはあまり考えられないかもしれません。
レジスタンスは1030万円の中期レジスタンスをクリア後に下落しそうです。
4月前半の最高値をつけた後、2か月で再び最高値をつけれるか、市場は試そうとしているようです。
月足の形が戻りつつあり、このまま5月の陽線を作る可能性も出てきました。
まとめ
ビットコインは急反発の展開となりました。
米CPIの発表から利下げ期待とドル安が強まり、ドルとの連動性がここに来て高まっているようです。
引き継ぎのドル安の動きに注目しましょう。