ビットコインは、米5月CPIの鈍化を受けて一時7万ドル手前まで急騰したが、
FOMCでの年内1回の利下げ示唆を受け、68,000ドル台に下落。
主要な仮想通貨も軒並み下落。
イーサリアムは1,800ドル台、リップルは0.4ドル台、ソラナは20ドル台、カルダノは0.5ドル台、
ポルカドットは5ドル台、ドージコインは0.07ドル台。
目次
コア・サイエンティフィック: AI企業コアウィーブからの買収提案を拒否。
取締役会は評価額が低いと判断。
仮想通貨マイニング企業であるコア・サイエンティフィックは、
6月12日、AI企業コアウィーブからの買収提案を拒否しました。
コアウィーブは1株あたり5.75ドルでコア・サイエンティフィックを買収する提案を、提示していましたが、
コア・サイエンティフィックの取締役会はこの評価額が低すぎると判断しました。
コア・サイエンティフィックは、2022年12月にコアウィーブと
ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)サービスのホスティング契約を締結しており、
今回の買収提案はこの契約を拡大するものと見られていました。
アーサー・ヘイズ氏: 欧州・カナダの利下げ転換で、仮想通貨は新たな強気相場へ突入と予想。
仮想通貨取引所BitMEXの創業者であるアーサー・ヘイズ氏は、6月12日、自身のブログで、
欧州中央銀行(ECB)とカナダ銀行(BoC)の利下げ転換が仮想通貨市場の、
新たな強気相場の始まりになると予想しました。
ヘイズ氏は、ECBとBoCの利下げ転換は、世界的な金融緩和への転換の兆候であり、
投資家はリスク資産への投資を増やすようになると指摘しています。
特に、ビットコインのような代替資産は、インフレヘッジとしても注目を集めると予想しています。
仮想通貨マイニング: 中国での規制強化でマイナーの流出加速。ハッシュレートは過去最低圏に。
中国は、ビットコインマイニングに対する規制を強化することを発表しました。
この規制は、仮想通貨市場に大きな影響を与える可能性があります。
規制は、マイナーによるエネルギー消費を対象とします。金融機関は、暗号関連サービスを禁止されます。
中国国内のマイニング業界への影響は、かなりのものと予想されます。
中国はビットコインマイニングの主要なプレイヤーであり、中国のマイニング事業が停止すると、
ビットコインネットワークのセキュリティが損なわれる可能性があります。
仮想通貨取引所: バイナンスUSが日本市場への再参入を検討。ライセンス取得に向けて協議中。
バイナンスジャパン代表Chino氏が、動画にて日本再参入と今後の計画を発表しました。
再参入の理由は、日本市場への強いコミットメントと、Web3業界における日本の可能性への期待です。
バイナンスジャパンは、日本の金融規制を遵守する規制された取引所となり、
グローバル版とは異なるサービスを提供します。
ユーザーデータはグローバル版と共有されず、取引履歴閲覧システムの開発も進められています。
今後は、規制当局と協力し安全な取引環境の提供と、新規トークン100銘柄の上場を目指します