イギリスの送金会社「TransferGo」がインドマーケット向けに新たなリップル関連CMを公開しました。
リップル社が関係するCMはこれで2作目となります。前作との関連も合わせてCMの詳細を解説します。
また、リップルと深く提携するTransferGoについても紹介します。
要点
インド人を対象にしたリップル関連の新CMをイギリスの送金会社であるTransferGoが製作・公開しています。送金会社のプロフィールなどと合わせてCMの詳細を解説します。
リップル関連2作目のCM公開
イギリスの送金会社であるTransferGoが、インドマーケット向けに宣伝コマーシャルを配信しています。CM内にリップル社の名前があることで「リップル関連CMの2作目」として話題になっています。
以下がCMの内容です。
TransferGoをメインに宣伝し、リップルの名前が華を添えるこのCMでは、時折「RUNS ON ripple」というキャッチコピーが伴い、仮想通貨ファンの間で話題になっているようです。
CMの内容は、TransferGoを使うことで、手数料ゼロ、抜群のセキュリティ、送金スピードの速さなどの強みをアピールし、ほかの送金会社より優れた同社のクオリティを体感できることを示しています。
前回リップルが配信したCMは?
10月21日にはリップル社がYou Tubeで自社CMを配信しています。
動画ではリップルの高速送金システムのおかげで、目の前の問題を解決できて喜ぶ人々を様々な場面で描写しています。
リップル社はイギリスとタイの2カ国のテレビでも同じCMを放送し話題となりました。
TransferGo主導である今回のCMも、リップル社が自社CMで展開するイメージアップキャンペーンと深い関係があるかもしれません。
TransferGoとはどんな会社?リップルとの関係は?
TransferGoとはイギリスの送金会社です。送金技術にリップルが深く関わっており、お金の流れを高速化し経済発展に貢献することが期待されています。
創業は2012年であり、これまで登録者数は60万人、提携銀行数は30行を超えているとされるなど、送金業界で高い知名度を誇っています。
20億円もの資本金を持つなど、イギリスでは大手レベルの経営力を発揮しています。
2018年からは仮想通貨取引所も運営
TransferGoは2018年7月に仮想通貨取引所を開設しています。
元々日本でもGMOやDMM、楽天などがインターネットビジネスの延長として仮想通貨取引所を創業するなど、異業種が仮想通貨部門を作ることはよくありますが、送金会社としてはTransferGoが初めての例です。
対応通貨はビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ライトコインの5種類であり、これは日本のビットポイント、GMOコインと同じラインナップです。
送金会社との経験を活かし、送金スピードの速さが見込まれる仮想通貨取引所運営に期待する人は多く、CEOのダウマンタス・ドビリンスカス(Daumantas Dvilinskas)曰く、「サービス開始数時間で4000万人が登録した」とのことです。
仮想通貨事業でも我が道を進み続けるTransferGoの今後の動向が期待されます。
まとめ
10月22日にリップル社がCMを展開したのに続いて、提携企業のTransferGoもリップルの名前を出す形でインドマーケット向けの関連CMを展開しました。
リップル社の高速送金技術を取り入れるTransferGoの魅力が凝縮されたわかりやすいCMに仕上がっています。
TransferGoは現在、送金事業者として世界初の仮想通貨取引所を運営していることもあり、今後の動向が注目されます。