「Xtheta(シータ)」は2月4日午前9時より、仮想通貨取次所として口座開設受付をスタートします。
しかし、取次所が従来の取引所とどう違うかわからない人もいるでしょう。
取次所の定義を踏まえ、Xthetaの活動内容に迫ります。
要点
金融庁認定の交換業者であるXthetaが2月4日に本格的な活動を開始します。同社のサービス内容である仮想通貨取次所の定義を踏まえ、活動内容を説明します。
目次
仮想通貨取次所とは?
Xthetaは仮想通貨取次所として国内初なので、その業態を知らない人もいるでしょう。まずは取次所の定義を解説します。
投資者と取引所をマッチングさせる
仮想通貨取次所とは簡単に言えば、投資者と取引所のマッチングサービスです。
仮想通貨の売買を行いたい人が取次所を訪れ、注文内容を決めると、取次所はユーザーに最適な条件で売買できる取引所を提示します。
取次所が示した条件にユーザーが同意すればマッチング成功となり、取引完了に必要な手続きへと進みます。
このように取次所とは、仮想通貨取引やそれに関連するサービスのサポート業務を行う場所です。
従来の仮想通貨取引所との違いは?
仮想通貨取引所との違いは、有利な条件での取引の行いやすさにあります。
従来の取引所は仮想通貨の売買だけが目的でした。
しかし取引中により同じ仮想通貨のレートや、買値や売値の差を示すスプレッドが違い、高いレートや広いスプレッドで損をするケースも考えられました。
一方、取次所を通して仮想通貨を注文すれば、投資者のニーズに合わせて最適な取引所を示してくれます。
今回のXthetaもレートやスプレッドなどさまざまな面に配慮し、注文した人が有利に取引できるようサポートを行ってくれます。
以上から取次所にはひとつの取引所のシステムにとらわれることなく、仮想通貨を売買できるメリットがあります。
Xthetaの事業内容は?
それではXtheta自体は取次所本来のシステムと合わせて、どのような事業を展開するのでしょうか。
国内初の仮想通貨取次所として9種類の仮想通貨を取扱予定
Xthetaは国内初の仮想通貨取次所として、2月4日午前9時に口座登録の受け入れを開始します。
対象となる仮想通貨は現時点でビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ライトコインなど9種類です。
9種類の通貨から好きなものを選べば、Xthetaが指定した取引所の条件で売買できます。
資産管理や投資プランの提供など
仮想通貨取引のマッチングサービス以外にも、Xthetaでは資産チェックや投資プランの提供などを行っています。
ユーザーはアカウント登録によりXthetaに独自口座を作るので、その中の資産情報を逐一確かめられます。
投資プランの形成も本格的です。
同社には中国語や英語が堪能なスタッフもおり、日本だけでなく海外からの情報も参考に、ユーザーの希望に合わせた投資プランを提供します。
仮想通貨初心者でも投資プランを参考にすることで、有意義な形で取引を行いやすくなるでしょう。
仮想通貨の定期積立投資を実現
Xthetaでは仮想通貨の定期積立サービスを展開しており、こちらも国内初です。
同社が扱う仮想通貨から好きなものを選び、月額3000円からの積立投資が可能です。
毎月同じ金額を積み立てる投資方法は「ドルコスト平均法」と呼び、投資初心者が取り組みやすいやり方として人気です。
Xthetaをきっかけに仮想通貨の積立投資を考えてもよいでしょう。
まとめ
2月4日から国内初の仮想通貨取次所であるXthetaがスタートします。
仮想通貨を注文すれば、Xthetaが最適な条件で注文内容通りの売買ができる取引所をマッチングしてくれます。
こちらに登録すれば従来よりも優れた条件で仮想通貨を取引しやすくなるでしょう。
Xthetaの今後の活動に期待がかかります。