GMOインターネットグループの23日のプレスリリースによると、米国法人であるGMO-Z.com Trust Company, Inc(以下GMO Trust)が同日より、GYENとZUSDのソラナネットワーク上での提供を始めました。
GYENは日本円、ZUSDは米ドルとそれぞれ価値が連動するステーブルコインです。
ソラナネットワーク上での提供で、取引の円滑化や利便性の向上を見込めます。
GYENとZUSD関連の新サービスについて、詳しく見ていきましょう。
要点
ソラナネットワーク上で2種類のステーブルコインの提供が始まる
1月23日からソラナネットワーク上で、ステーブルコインのGYENとZUSDの提供が始まりました。
どちらも米銀行法規制を遵守のうえ、流通しています。
GYENとZUSDは、2024年1月24日時点で日本国外でしか流通しておらず、国内取引所では買えません。
しかしGYENは日本円と価値が連動するため、将来的には国内取引所への上場の可能性もあります。
GYENはソラナネットワーク初の日本円ステーブルコインです。
一方ZUSDは、同ネットワーク初の米ドルステーブルコインとして流通します。
ステーブルコインは基本的に、従来の仮想通貨より相場が安定しやすいといえます。
ソラナネットワーク上での提供により、需要拡大を見込めるでしょう。
GYENやZUSDの動向は、今後のステーブルコイン発展のきっかけになりそうです。
X(旧Twitter)では、以下の口コミがありました。
ステーブルコインのGYENとZUSDとは?
GYENとZUSDは、ともにステーブルコインです。
GYENは日本円に価値が裏づけられています。
ステーブルコインとして初めて、米国の各種規制を遵守した日本円ペッグ通貨です。
GMOグループの米国法人であるGMO Trustにより発行されています。
ZUSDは、米銀行法規制に従って発行される米ドルペッグ通貨です。
こちらもGMO Trustにより開発や発行を受けています。
GYENとZUSDは、GMO Trustが発行や換金を引き受ける形です。
そのためセキュリティや透明性の向上、手数料の抑制などができます。
GYENとZUSDは、GMOグループが開発したステーブルコインなので、信頼性が高いでしょう。
ブロックチェーンとしてのソラナのメリット
ソラナは近年、仮想通貨としても話題ですが、ブロックチェーンとしてもクオリティが高いといえます。
なかでも注目されているのが、処理速度の速さです。
ソラナは1秒3000~5000件のトランザクション処理ができます。
ビットコインは1秒につき6件、イーサリアムは15件とされるので、処理速度においてソラナはトップクラスです。
さらにソラナは、他ブロックチェーンとの連携も取れます。
イーサリアムのような他のブロックチェーンと結びつき、直接的な通貨交換が可能です。
そのためGYENやZUSDも、幅広い対象と取引できるでしょう。
以上からソラナは、ブロックチェーンとしてのクオリティが高く、ステーブルコインの取引でも活躍しそうです。
まとめ
ソラナブロックチェーン上で、GYENとZUSDの提供が始まりました。
どちらもGMO Trust開発のステーブルコインなので、信頼性が高いといえます。
ソラナブロックチェーン上での提供により、高速取引も期待できるでしょう。
以上からGYENとZUSDは、米国を中心に需要拡大の可能性があります。
ソラナブロックチェーンを味方につけ、ステーブルコイン市場を盛り上げるでしょう。