Coincheckは6日のプレスリリースで、ラップドビットコイン(WBTC)を11日に上場させると明かしました。
同銘柄は今回で国内初上場です。
ステーブルコインとして、ビットコインの価値に連動します。
国内初上場のニュースを踏まえつつ、仮想通貨としての特徴を見ていきましょう。
要点
Coincheckがラップドビットコインの取引開始へ
Coincheckは6日のプレスリリースで、ラップドビットコインの上場を発表しました。
取引開始は、11日を予定しています。
同銘柄は10月6日時点で、CoinMarketCapの時価総額ランキングで16位です。
ビットコインキャッシュやシバイヌなどの人気通貨を差し押さえています。
Coincheckでは以下のサービスで扱える見通しです。
・取引所
・公式サイトおよびアプリでの送金や受取、購入、売却
・貸暗号資産サービス
・つみたて
・NFT
上場と同時に、幅広い領域で使えます。
国内では珍しいステーブルコインなので、比較的相場が安定しやすいでしょう。
以上から取引が始まれば、需要拡大を期待できます。
Coincheckでは多種多様な通貨を展開中です。
ラップドビットコインの上場は、新たなユーザーの関心を集めるでしょう。
ラップドビットコインの特徴3つ
ラップドビットコインには、以下の3つの特徴があります。
・ERC-20のトークン規格なので使いやすい
・DeFiにも用いられる
以上から従来のビットコインより利便性が高いでしょう。
最初の特徴は、ステーブルコインであることです。
既存通貨の価値と連動する仮想通貨を意味します。
ラップドビットコインは、ビットコインと価値が連動するしくみです。
アルトコインとして、多くの人が安心して取引できるでしょう。
ラップドビットコインは、仮想通貨のなかで、相場が安定しやすいといえます。
価値連動の対象であるビットコインは、時価総額がトップクラスです。
そのため仮想通貨としては、相場の変動性が大きくありません。
購入すれば、堅実に利益を重ねる可能性があります。
ラップドビットコインは、人気通貨と連動するステーブルコインです。
そのため相場の安定性を期待できます。
ラップドビットコインは、ERC-20というトークン規格です。
この規格は、イーサリアムブロックチェーンに基づいています。
そのためスマートコントラクトを生かし、短時間での決済が可能です。
従来のビットコインは、ERC-20規格ではないため、イーサリアム上で使えません。
イーサリアムユーザーなら、分散投資の選択肢になるでしょう。
たとえばイーサリアム用ウォレットを持っていれば、あらゆるERC-20通貨をまとめられます。
ラップドビットコインはステーブルコインなので、ほかの銘柄より相場が安定しやすいのです。
そのため分散投資によって、最低限の利益を確保できるでしょう。
ラップドビットコインを購入すれば、着実な資産運用に役立ちそうです。
最後の特徴は、DeFiに使えることです。
これは「分散型金融」という意味で、中央集権がないためユーザー同士での直接取引ができます。
売買や送金などの手続きを、短時間で済ませられるのです。
日本在住者でも、DeFiを利用するケースがあるでしょう。
ラップドビットコインは、新たな決済手段として有用です。
ビットコインと価値が連動する通貨ながら、ビットコインと違った特徴を備えています。
イーサリアムユーザーなら有効活用できるでしょう。
まとめ
ラップドビットコインは、Coincheckで国内初上場を果たす仮想通貨です。
ERC-20規格なので、イーサリアムチェーン上で扱えます。
ビットコインと価値が連動するため、相場が安定しやすいでしょう。
DeFiでも有用なので、投資しやすくて実用性が高いといえます。
この記事をきっかけにCoincheckの口座を開設し、ラップドビットコインを買うとよいでしょう。