3日掲載のBloombergのインタビューによると、BINANCEのチャンポン・ジャオ(CZ)CEOが銀行買収を検討しています。
ターゲットになる銀行は、まだわかっていません。
しかしBINANCEは世界的な影響力があるため、その動向が注目されそうです。
実際に同社は最近もTwitterのWeb3進出支援を明かすなど、活発に動いています。
BINANCEの銀行買収検討の報道を、最近の動向と絡めつつ見ていきましょう。
要点
BINANCEの銀行買収検討の報道について
BINANCEのCEOであるCZ氏は、Bloombergのインタビューで銀行買収の検討を明かしました。
インタビューはWeb Summitカンファレンスで行われています。
そこでCZ氏は、ローカルライセンス保有の金融機関への興味を語りました。
BINANCEは、仮想通貨と伝統的財政の橋渡し役になろうとしています。
CZ氏は先月に、同社が年内の企業買収のために10億ドル(約1475億円)以上を払うかもしれないと述べていました。
それだけの資金力があれば、いつ銀行買収が起きても不思議ではなさそうです。
BINANCEは本当に銀行との取引を始めるのでしょうか。
Coinpostは今回のCZ氏の発言について、銀行買収をWeb3/DeFiの伝統金融/We2への融合に向けた戦略と考えているようです。
最近は銀行をはじめ、金融機関が仮想通貨と関わる例が見られます。
日本国内でも、信託銀行による仮想通貨管理の解禁が予定されています。
日本で上記の動向があるくらいなので、BINANCEも銀行と仮想通貨の結びつきに注目しそうです。
Coindesk Japanによると、CZ氏はBINANCEが新規ユーザーを銀行に誘導する機会を語っていました。
そこから銀行投資を企業としてのスマートな戦略と結論づけています。
実際に取引所開設後、ユーザーは仮想通貨購入費用の入金のために、銀行へ向かうことがあります。
BINANCEでも仮想通貨ユーザーの満足度向上には、銀行の存在が欠かせないのでしょう。
以上からBINANCEは、将来的に銀行買収に踏み出す可能性があります。
そうなれば仮想通貨業界に大きな影響をもたらすでしょう。
BINANCEの銀行買収検討について、Twitterからは以下の口コミが挙がっています。
最近ではTwitterのWeb3進出支援が明らかに
BINANCEは、最近も事業拡大に積極的です。
その代表例が、Twitter支援姿勢になります。
31日にCZ氏は、米CNBCの番組「Squawk Box」は公式Twitterで以下の内容を明かしました。
訳:「我々は仮想通貨が自由な言論を認められれば、その地位に就けると確信しています」とBINANCEのCZ氏はイーロン・マスク氏によるTwitter買収に約5億ドルを出資した理由を語りました。「Twitterがその気なら、Web3進出へ向かわせたいです」
以上は、CZ氏の番組出演時の一幕です。
ここから同氏は、Twitterの動向に多大な興味を示しているのでしょう。
Coinpostによると、CZ氏によるマスク氏のTwitter買収支援の理由のひとつとして、仮想通貨のための言論の自由が挙がっています。
Twitterが仮想通貨にオープンなプラットフォームで、業界への貢献性が高いと見たのでしょう。
Twitter買収に関われるほどの資金力を考えると、銀行買収も夢ではなさそうです。
まとめ
BINANCEのCZ氏は、銀行買収の可能性を語っています。
最近ではTwitterのWeb3進出支援を見据え、イーロン・マスク氏による同社買収の資金援助をしました。
その理由として、Twitterが仮想通貨をめぐる言論の自由が利きやすいと認識しているようです。
BINANCEは資金力も影響力も、世界的に注目を受けています。
最近でもアイルランドに新会社を設けるなど、事業拡大の積極性が報じられる状況です。
さらなる企業買収のために多額の資金を用意しているとも語っていますが、そのターゲットは銀行でしょうか。
いずれにしても、今後のBINANCEの動向が気になります。
BINANCEの口座開設をするならこちら