株式会社bitFlyerは5日のプレスリリースで、金価格と連動するジパングコイン(ZPG)の取扱開始予定を明かしました。
正式な取引開始日はまだわかっていません。
しかし新しいコンセプトの仮想通貨が上場すれば、ユーザーの注文を集める可能性があります。
今回はbitFlyerのプレスリリースの詳細と、ジパングコインについてまとめました。
要点
bitFlyerがジパングコイン上場へ
bitFlyerが5日のプレスリリースで、ジパングコイン上場を予告しています。
同取引所におけるアルトコイン販売所で展開予定です。
しかし正式な取引開始予定は、まだ決まっていません。
ただbitFlyerでは、これまでの新規上場通貨も登場だけが予告され、後日正式に取引開始が決まるパターンが見られます。
ジパングコインも、近日中にbitFlyerで買えると見てよいでしょう。
ジパングコインは、金価格と連動するという新しいコンセプトです。
国内で買える仮想通貨は、種類によってコンセプトが違います。
イーサリアムやリップルのような取引処理速度の速いタイプもあれば、ポルカドットのように少ない資源でハイレベルなセキュリティを実現できるタイプもあります。
以上と比べてもジパングコインは、今までの仮想通貨とは違うコンセプトです。
そのため独自の需要を築く可能性があります。
今回のbitFlyerのリリースにより、ジパングコインは上場が決まれば同取引所で18番目です。
これまでbitFlyerではビットコインやイーサリアム、リップル、ポリゴンなど多種多様な通貨を上場させてきました。
ジパングコインの登場で、取引所がより活発になるでしょう。
2022年のbitFlyerは、仮想通貨の新規上場に積極的です。
たとえば3月24日にはシンボルを上場させています。
8月2日にはポリゴンとメイカーが同時上場しました。
積極的な上場通貨拡大により、顧客の幅広いニーズに対応する狙いでしょう。
ジパングコインの上場によって、bitFlyerにも新たなユーザーが入ってきそうです。
以上の動向について、Twitterでは以下の口コミがありました。
ジパングコインとは?
ジパングコインは、三井物産デジタルコモディティーズが作った仮想通貨です。
金価格との連動が特徴になります。
発行元もジパングコインのさまざまな用途を想定しているようです。
ジパングコインの価値は、金と連動します。
つまり純金の価値が上がればジパングコインも上がり、逆なら下がるしくみです。
金価格は従来の仮想通貨より安定しやすいといえます。
そのためジパングコインも、ビットコインやイーサリアムのような暴落リスク抑制が可能です。
これまで仮想通貨では、米ドルと価値連動するテザーが有名になっています。
以上をはじめ、既存の資産価値と連動するステーブルコインが、世界中で多数見られるようになりました。
その意味でジパングコインは、金をターゲットにしたステーブルコインととれます。
以上から三井物産デジタルコモディティーズは、ジパングコインのさまざまな用途を想定しています。
たとえば仮想通貨が好きな人にとって、分散投資先である金の代わりになることを見込んでいるようです。
さらに金価格との連動で信頼性が評価されれば、一定の需要喚起を見込めるでしょう。
ジパングコインはWeb3世代において、金と仮想通貨の概念を身近にする可能性があります。
まとめ
bitFlyerからジパングコインがリリースされる見通しです。
正式な上場日は後日発表とのことですが、一定の需要を望めるでしょう。
ジパングコインは金価格と連動するので、信頼性を高く評価されるかもしれません。
これまでにないコンセプトが、どこまで仮想通貨ユーザーを引きつけるのでしょうか。
bitFlyerとジパングコインの今後の動向に期待しましょう。
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