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Zaifが7月に仮想通貨FX終了 第一種金融商品取引業も廃止へ

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仮想通貨取引所のZaifは1日のプレスリリースで、仮想通貨FXの終了と第一種金融商品取引業の廃止を発表しました。
今回の発表にともない、関連サービスを段階的に終了させる構えです。
Zaifの仮想通貨FX終了について、詳細をまとめました。

要点

・Zaifが仮想通貨FX終了へ
今後関連サービスは段階的に終了していき、7月末で第一種金融商品取引業を廃止します。

Zaifが仮想通貨FXサービスを終了へ

Zaifは6月1日のプレスリリースで、仮想通貨FXサービスの終了を明かしました。
7月31日には、第一種金融商品取引業も廃止します。
これを受けて関連サービスを段階的に終了させる見通しです。
具体的な終了手順も、プレスリリースで以下のように明かされました。

終了日時内容
2023年6月12日15時ごろデリバティブ口座新規開設受付停止
2023年6月19日15時ごろ仮想通貨FX新規注文受付停止
2023年7月26日10時ごろ仮想通貨FX決済注文受付停止、デリバティブ口座および口座間の資金振替受付停止

決済注文ができなくなったあと、ポジションが残っていた場合は強制決済を受けるしくみです。
デリバティブ口座に残った日本円や仮想通貨は、口座間における資金振替受付が停止したあとに、通常口座へ移されます。
しかし対応完了まで、デリバティブ口座に残った資産に手をつけられない可能性もあるので注意しましょう。

Zaifの対応終了スケジュールを見ながら、ポジション決済や資金移動は早めに済ませてください。
サービス縮小について、Twitterでは以下の口コミがありました。



 

仮想通貨FXやレバレッジ取引の廃止が相次いでいる

日本では金融庁の厳格な規制により、仮想通貨FXレバレッジ取引廃止が相次いでいます。
仮想通貨FXとは、レバレッジ取引の一種です。
証拠金として預けた金額に対し、決まった倍数分の金額にあたる仮想通貨を取引できます。
うまくいけば現物取引より大きな利益を得られますが、不利な相場に動くと損失が膨らむのがデメリットです。
損失額が大きいと、生活にも悪影響が及ぶリスクがあります。

国内では多くの取引所がレバレッジ取引を廃止し、現物取引しかできなくなりました。
たとえばCoincheckは2020年3月13日にレバレッジ取引を終了しています。
ビットポイントは2021年12月22日に終了しました。
このように仮想通貨業界では、現物取引しかできない取引所が見られます。

日本の仮想通貨業界では、レバレッジへの逆風があったため、Zaifも関連サービスの打ち切りを決めたのでしょう。
 

今後Zaifで引き続き利用できるサービス

今後Zaifでは、残された5種類のサービスを引き続き利用できます。

・かんたん売買(販売所)
・Orderbook trading
・自動売買(ランキングトレード)
・自動売買(おてがるトレード)
・コイン積立

たとえばOrderbook tradingは、ユーザー間での直接取引です。
取引が成立していない注文のリストを参考にしながら、希望の数量と価格を売買できます。

Zaifでは自動売買も設けています。
必要事項を設定すれば、機械に取引をまかせられるのです。
これにより、操作なしで利益を得る可能性があります。
Zaifは仮想通貨FX終了後も、Orderbook tradingや自動売買といったサービスが利用可能です。
 

まとめ

Zaif仮想通貨FXの終了を発表しました。
これを受けて7月までに、関連サービスを段階的に終える予定です。
もともと仮想通貨FXはリスクが高いとされており、金融庁の規制もあって国内業界では縮小傾向でした。
Zaifでは販売所での通常取引のほか、Orderbook trading自動売買などを利用可能です。
現物取引で仮想通貨を楽しみたい方には、まだ使えるでしょう。

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