今年は順調に価格が上昇している仮想通貨ですが、2月4日以降アルトコインの暴騰が多発しています。
まるで、2017年の仮想通貨ブームの再来に思える値動きに、巷ではアルトコインのターンが到来したのではないかと噂されています。
アルトコインのターンが来る直前には、ビットコインドミナンスが高まる傾向があり、今回もまさにその条件を満たしている状態なので、本格的にアルトコインが始動する可能性は大いにあると見られます。
リップルが30円に復帰
2月4日の22時頃から暴騰が始まったリップルですが、その勢いは2月5日になっても留まらず、計3回の暴騰を繰り返して31円弱にまで上昇しました。
リップルが上昇した背景には、先日のリップル社による5億XRPの送金や、国際送金企業InternationalMoneyExpress(Intermex)のRippleNet参入が大きく関係しているものと考えられます。
特にIntermexとの提携は、リップルのODL(旧xRapid)が利用されるようになるので、かなり良い材料と見ていいでしょう。
去年の11月に30円を割ってからは不穏な空気が漂っていたリップルですが、約4か月ぶりの30円を復帰によってリップルユーザーからも喜びの声が挙がっています。
ビットコインキャッシュは1時間半で10%も上昇
リップルの暴騰から一歩遅れて、ビットコインキャッシュも大きく価格を伸ばしました。
ビットコインキャッシュは今年に入ってから2倍以上価格を伸ばしており、去年の存在感の薄さを覆す動きを続けています。
最近はビットコインSVが話題になっていたこともあり、再びビットコインSV対ビットコインキャッシュの熱い戦いを見ることができるかもしれません。
懐かしのアルトコインが軒並み暴騰、アルトターン再来か
価格が上昇しているのはリップルやビットコインキャッシュだけではありません。
2017年末に話題になっていたアルトコインが軒並み暴騰しているのです。
その一例をご紹介させて頂きます。
NEM(ネム)
日本人に好まれている通貨の代表格でもあったネムは20%以上の価格上昇を見せました。
これは2~3月に予定しているアップデート「カタパルト」による上昇と考えられています。
カタパルトのアップデート情報はかなり前から出ており、既に折り込み済みと思われていました。
しかし、アルトコインの流れが来ているのとアップデートが近づいてきたことによって駆け込みが発生したのでしょう。
Lisk
2017年以降はめっきり話題に上がらなくなっていたLisk。
しかし、コインチェックが今年から始めた日本初のステーキングサービスに採用されたことによって、再び日の目を浴びました。
ステーキングサービス開始以降、順調に価格を伸ばしていき、今年に入ってからは価格を2.5倍にまで伸ばしています。
ステーキングサービスは仮想通貨を持っているだけで配当が入る仕組みになっているので、配当目的で購入するユーザーが急増したものと見られます。
また、今回のアルトコイン暴騰によって約40%の価格上昇をしました。
これは時価総額TOP100コインの中で最も高い数値であり、5日現在で時価総額40位まで上り詰めています。
まとめ
2月4日以降、主要アルトコインが軒並み暴騰する現象が起きています。
リップルを筆頭に、ビットコインキャッシュやネム、Liskが大きな価格上昇を見せました。
特にLiskは約40%の上昇と、アルトコインの中でも上昇率が目立ちました。
これは2017年の仮想通貨ブーム到来時のように、ビットコインの動きに比例しないアルトコイン単独の暴騰なので、再びアルトコインのターンが来たのではないかと話題になっています。
尚、暴騰しているアルトコインはどれも価格が上昇する材料があった上での暴騰なので、反転する可能性も低いでしょう。