2018年以降、仮想通貨インフルエンサーに関する話題が絶えません。
最近では、日本で10万人以上のフォロワーを抱える仮想通貨インフルエンサーが逮捕されて話題になりました。
度々世間を騒がすインフルエンサーたちですが、今回は問題を起こした側ではなく被害者側になってしまったようです。
一体何が起こったのでしょうか?
今回は韓国で起こった、仮想通貨インフルエンサー襲撃事件を紹介していきたいと思います。
仮想通貨Youtuberが襲撃される
ソウル市で仮想通貨界のインフルエンサーが襲撃される事件が起こりました。
被害に遭ったのは、仮想通貨Youtuberでもある韓国人のスパンキーさんという方です。
スパンキーさんはビットコインに関する動画をYoutube上に投稿したり、有料のサロンを運営しています。(スパンキーさんのYoutubeチャンネルはこちら)
襲撃されたのは1月10日頃で、スパンキーさんが自宅のエレベーターを利用した際に背後から2人組に襲われた模様です。
犯人たちは監視カメラにスプレーを掛けて、手錠まで用意していたので計画的な犯行だったことが伺えます。
彼らは当初、スパンキーさんを拉致する予定だったそうですが、抵抗された為未遂で終わりました。
しかし、争いの際に手錠を掛けられて凶器で後頭部を殴打された為、大けがを負うことになりました。
スパンキーさんはその後Youtube上に動画を投稿し、命に別状はないとの報告をしましたが、精神的なショックはかなり大きいようです。
仮想通貨のインフルエンサーたちは、基本的に身分を隠している場合が大半です。
ですが、スパンキーさんはYoutube上で顔出し動画の配信をしていた為、犯人たちに居場所を特定されてしまったのかもしれませんね。
何故襲撃されたのか
スパンキーさんは何故襲撃されてしまったのでしょうか。
その理由はまだ判明していませんが、恐らく有料サロン絡みの問題があったのではないかと予想されています。
仮想通貨の性質上、どうしても損得が生じてしまいます。
有料サロンと聞くとお金で情報を買っている分、得をするのではないかと思われがちですが、全ての情報が正しいわけではありません。
時には情報を信用した結果、大きな損失を出してしまうこともあります。
今回の事件は、スパンキーさんの有料サロン会員で大損をしてしまった投資家の可能性が高いですね。
当初は誘拐予定だったとのことなので、損失額を埋めるために身代金として多額のBTCを請求するつもりだったのではないでしょうか。
尚、有料サロンのマネージャーは今回の事件を受けて、有料サロン及びYoutubeでの活動を一時停止すると述べました。
仮想通貨インフルエンサーを信用しすぎない
仮想通貨に投資している方の多くは仮想通貨インフルエンサーから情報を得ているのではないでしょうか。
確かに彼らは素人と比べると、知識や情報網を圧倒的に所持しています。
時にはインフルエンサーの助言のおかげで利益を得ることもあるでしょう。
しかし、彼らも全知全能ではありません。
200億円以上の資産を築きあげた投資界のレジェンドでもあるCIS氏ですら、相場で負けることが多々あるそうです。
どれだけ知識があっても、この世の中で相場を完璧に当てれる人は存在しないでしょう。
なので、インフルエンサーの情報を参考にするのは構いませんが、過信しないようにだけ注意しておく必要があります。
そして投資は自己責任です。
仮にインフルエンサーの発言のせいで大損をしてしまったとしても、決してインフルエンサーを襲撃してはいけません!