世界的な仮想通貨メディアThe Blockによれば、バイナンスは今後9カ月以内に世界180カ国の法定通貨に対応する予定とのこと。
仮に日本円に対応することとなれば、国内人気も高まりそうです。
要点
バイナンスが日本円を含む180カ国の法定通貨に対応か
Binance plans to support all 180 currencies for its direct fiat-to-crypto trading facility@binance, @cz_binance https://t.co/VqLqe5Kfve
— The Block (@TheBlock__) November 13, 2019
Binanceは、直接法定通貨から暗号通貨への直接取引施設で180通貨すべてをサポートする予定です
The Blockが報じたところによると、バイナンスは今後世界180カ国の法定通貨と仮想通貨の交換を目指すとのこと。
これは先日開催された「Binance super meetup」内でのザオ氏の発言なので間違いはないでしょう。
同氏によれば、今後取引サービスは6カ月~9カ月以内の実現を目指しているとのこと。
バイナンスは世界中の法定通貨との交換を目指しているとのことで、それにはもちろん日本円も含まれます。
ただ懸念されるのは、世界各国の仮想通貨規制ですが、そことどう折り合いをつけて実現までもっていくのか、今後関連するニュースには注目でしょう。
アルトコインに朗報!?
バイナンスはその運営実績から、すでに世界的なブランドを獲得している取引所ですが、大きな特徴はアルトコインの取り扱い。
規制の問題から、ビットコインよりも取り扱いが難しいアルトコインですが、仮にバイナンスが日本円に対応したら、今後アルトコインの人気も高まるかもしれません。
また、バイナンス自体の国内人気も高まるかはひとつの焦点となりそうです。
今年はビットコインの価格が上昇した裏で、アルトコインは年初来安値を更新する銘柄が多く低迷した年に。
一部の専門家からは、アルトコイン全体の市場のトレンド転換を指摘するものもいるため、来年以降「アルト動向」は要注目となるかもしれません。
基本的に、ビットコインよりもリスクの高いとされるアルトコインへの資金流入は市場全体でみてもポジティブな材料となるので、バイナンス動向と併せて頭の片隅に入れておきたいです。
まとめ
The Blockの報道によれば、バイナンスは今後世界180カ国の法定通貨と仮想通貨の交換を目指すとのこと。
ザオ氏は先日開催されたカンファレンスで今後半年から9カ月以内に実現を目指すとのことで、それには日本円ももちろん含まれます。
バイナンスはアルトコインの取り扱いが多く、法定通貨に対応することでアルト人気が復活する可能性もあるので、それらを踏まえつつ関連する報道・動向を追っていきたいものです。