ビットコインが1000万円を超えたことで話題です。
仮想通貨市場はかつてない盛況を迎えています。
一方、一部識者は1BTC=1000万円超を以前から予測していました。
そうした時期の到来を読むメディアもあり、実質的な的中ととらえられます。
1BTC=1000万円超を予測した識者やメディアについて、詳しく見ていきましょう。
要点
ビットコインの1000万円超達成が話題
仮想通貨業界では、ビットコインの1000万円超達成が話題です。
最近の値動きをGMOコイン販売所の日足チャートで見ていきましょう。
3月5日には高値が1009万9803円になり、当時の過去最高値を記録しました。
ビットコインが初めて1000万円を超えた日です。
そのあとは価格がやや落ち着いた印象でした。
しかし3月11日に、ビットコインの終値が1032万1543円まで伸びました。
1000万円を超えたまま1日を終えた形です。
この快挙を喜んだ方も多いでしょう。
以上から2024年、ビットコインは新しい歴史を作りました。
1BTC=1000万円超を達成し、新しい金融分野として革命を起こしています。
1BTC=1000万円超が予測されていた
以前から一部メディアでは、1BTC=1000万円超が予測されていました。
実際にビットコインは1000万円超で取引されており、実質的に予測が的中しています。
たとえばコインテレグラフは2021年1月4日に、当時Binance USのCEOだったキャサリン・コリー氏の発言を紹介しました。
彼女は2022年までに1BTC=10万ドル(約1030万円、報道時レートは103.08円)が起きると予測しました。
実際は予測より遅れましたが、1BTC=1000万円超は実現しています。
またコインテレグラフは2021年4月10日に、1BTC=1000万円超の予想が増えていることを報じました。
以下は該当する識者の一部です。
・米資産運営会社モルガンクリークのマーク・ユスコCEOが、2020年5月に、12カ月以内の1BTC=10万ドル到達を予想
・仮想通貨ヘッジファンドであるパンテラキャピタルのジョーイ・クラッグ共同チーフインベストメントオフィサーが、2021年末までの1BTC=10万ドルを予想
このようにコインテレグラフが紹介した声の多くは、2021年中の1BTC=10万ドル到達の予測でした。
報道時点での米ドルレートは109.31円で、10万ドルは約1093万円相当です。
しかし当時の米ドルの価値から考えれば、日本円で1BTC=1000万円超の期待と読めます。
実際は2021年中でありませんが、2024年に1BTC=1000万円超が実現しました。
ビットコインは今後も価格を伸ばす可能性があり、市況が注目されるでしょう。
ちなみに米ドル建てでは、ビットコイン価格は2024年3月12日時点で、約7万ドルを推移中です。
果たして1000万円だけでなく、10万ドルも超えるか注目されます。
ブルームバーグは1BTC=1000万円超実現を2025年と予測
ブルームバーグは2020年10月5日に、1BTC=10万ドル到達説を主張しています。
その達成時期について、2025年と語りました。
当時の米ドルレートは105.59円で、10万ドルは約1060万円相当です。
しかし日本では、1BTC=1000万円超到達説ととらえられるでしょう。
実際のビットコインは、ブルームバーグの予測より1年早く1BTC=1000万円が実現しました。
このように大手メディアも、ビットコインの繁栄を予期していたのです。
まとめ
1BTC=1000万円超は、海外を中心に、多くの識者やメディアで予測されていました。
米ドル基準の10万ドル超えはまだですが、ビットコイン繁栄の予測は、一定の正しさを示しています。
ビットコインについて、今も世界中のユーザーが期待をかけているでしょう。
今後も価格を伸ばす可能性があるため、市況が見逃せません。