ビットコインをはじめ、仮想通貨の暴落が止まりません。
このような状況は投資家の不安をさらに招くでしょう。
しかしここで重要なのが冷静な対処です。
目先の暴落にパニックを起こさず、冷静な行動をすることで、損失を最小限に抑えられる可能性があります。
今回のような仮想通貨暴落への対処法を覚えておきましょう。
要点
ビットコインの大暴落が止まらない
ビットコインの暴落が続いています。
GMOコイン販売所の日足チャートで見てみましょう。
1週間前である5月5日の始値は500万9801円でしたが、12日の終値は360万4288円まで下がりました。
この間の下げ幅は約39%にもなります。
ほかの仮想通貨も、最近は軒並み下落が続く状況です。
とくにテラフォームラボ開発の仮想通貨であるLUNAは、価値のほとんどを失う事態になりました。
このように資産価値の大きな下落は、投資家に多大な影響を及ぼすのです。
仮想通貨の暴落が相次ぐ状況に、以下の口コミが寄せられています。
仮想通貨暴落への対処法4つ
仮想通貨が暴落したときに投資家ができることとして、以下の4つが挙げられます。
・損切りのタイミングを考える
・仮想通貨以外の投資先にも目を向ける
・将来的な価格上昇の可能性も考える
まずは冷静な情報収集が大切です。
仮想通貨の価格はその業界だけでなく、世界経済や政治などのニュースから影響を受けることがあります。
ポジティブのニュースがあれば価格上昇につながりますが、ネガティブな情報が集まると価格が下がるリスクに注意です。
いずれにしても投資家は、その日のニュースに左右されて売買を決めることがあります。
信頼できる複数のソースから情報を集め、仮想通貨の価格予測に役立てましょう。
2つ目は損切りのタイミングの見極めです。
仮想通貨の価格上昇の可能性が見込めない場合、その時点での損失を受け入れる形で手放すやり方があります。
たとえばイーサリアムを買ったときでも、予想に反する値動きがあれば、早めに手放す戦略が選択肢のひとつです。
それによって余分な損失まで背負い込む必要がなくなるからです。
仮想通貨の購入時は、その金額に対してどれほど下がったら手放すかを、事前に決めるとよいでしょう。
3つ目は仮想通貨以外の投資先に目を向けることです。
ここでは仮想通貨と別種の資産による分散投資を実践してみましょう。
投資対象がひとつだけでなく、複数に対して同じ金額分買うことを、分散投資と呼びます。
仮想通貨はビットコインの価格が動いたとき、ほかの種類はそれにつられることがあります。
しかし株やFX、純金などの別市場だと独自の値動きを見せるかもしれません。
分散投資なら仮想通貨で損をしても、別分野での利益である程度カバーできる可能性があります。
最後に伝えるのは、価格上昇の可能性の検討です。
仮想通貨は暴落することもありますが、そのぶん急上昇を見せるケースもあります。
過去のビットコインでも2017年11月上旬では70万円台を推移していたところ、約1カ月後に200万円を超えたことがありました。
2021年11月上旬にも一時700万円超えを記録するなど、さまざまな可能性を見せています。
仮想通貨は下がることもあれば上がることもあると割り切る精神が重要です。
暴落に巻き込まれても慌てて売らず、次の価格上昇まで待ってみる戦略もあります。
まとめ
最近は仮想通貨の暴落が問題になっています。
そのときはパニックにならず、冷静な対処を進めてください。
情報収集や損切り、次の価格上昇までの保有継続などから、状況に合ったものを選びましょう。
ビットコインに限らず仮想通貨は大きく値を下げることもあれば、上がることもあります。
目先の値動きに一喜一憂せず、長い目で見守ることが大切です。