11月ごろから低迷が続いていたビットコインですが、4か月ぶりに大台となる10000ドルまで価格を戻しました。
去年、10000ドルを突破した際は、その価格を長いこと維持することができずに暴落してしまいましたが、今回はどのような値動きになるのでしょうか。
前回同様下がるだろうという意見もあれば、5月までに175万円まで上昇するだろうという見解もあり、これから数か月間は激しい価格の変動が予想されます。
ビットコインが10000ドル(約110万円)まで回復
今年に入って以降、順調に価格を伸ばしていたビットコインですが、ついに本日10000ドル(約110万円)まで価格を回復させました。
10000ドルを超えたのは約4か月ぶりであり、現物保有のユーザーは一安心することができたのではないでしょうか。
しかし、前回の10000ドルを突破した時は、価格を維持することができずに失速。
そのまま2週間ほど9000ドル台で横ばいな値動きをしていましたが、その後はどんどん価格を落としていく結果となってしまいました。
なので、今回も前回同様価格を維持することができなければ、再度6000ドル台まで下がることを警戒した方が良いでしょう。
今回の上昇は本物か
一方で、今回はアルトコインも順調に価格を伸ばしていっている為、前回とは違い本物の上昇ではないかと期待されています。
過去2年間は怪しい雲行きが続き、ユーザーの間でもどんよりとした空気が漂っていました。
ですが、2020年以降は主要通貨はほぼ全て順調に価格を伸ばしています。
その影響で、仮想通貨から興味を無くしていたユーザーが、再度仮想通貨に戻ってきているのであれば、今回の上昇は確実なものになるでしょう。
また、ブロックチェーンの実用化が着実に世界で進みつつあるので、機関投資家が徐々に参入しつつあるのも関係があるかもしれません。
とは言え、10000ドル付近は激しい攻防が繰り広げられるラインでもありますので、今後の値動きには注意しておきましょう。
半減期が大きな要因か
ビットコインが大きく価格を伸ばしている要因として、一番話題に上がるのはやはりビットコインの半減期です。
ビットコインの半減期は今年の5月ごろにやってくる予定なので、そろそろ価格に影響を及ぼしてもおかしくはありません。
ビットコインの半減期が来ると、マイニングの報酬が今までの半分になり、市場に供給されるビットコインの量が著しく低下する為、価格が伸びるのは至極当然のことなのであります。
問題は、今の価格が既に半減期を織り込んでいる相場なのか、これから半減期の影響が出てくるかです。
後者であれば、これから更に1段階~2段階上がると予想されますが、前者の場合はこのまま価格が停滞する可能性もあるでしょう。
半減期前に175万円に到達か
4万人以上のフォロワー数を抱える仮想通貨の有名アナリストfil₿fil₿は、Decentraderニュースレターの最新版で「半減期が来る5月よりも前に、ビットコインの価格は15800ドル(約175万円)に到達するだろう」と発言しています。
— fil₿fil₿ (@filbfilb) February 5, 2020
また、12月の予測でも、このまま価格は右肩上がりになるのではないかと示しています。
fil₿fil₿氏は2018年にBTCが3000ドルまで下落することを当てた、凄腕のテクニカル分析ができるアナリストです。
そして去年の10月にも、ビットコインが9000ドルまで暴騰したのち、12月までに6000ドルまで下落、1月には9000ドルに回復するだろうと正確に相場を当てていました。
非常に高度な分析で次々と価格を当てているので、今回の予想も期待ができるかもしれません。