ビットコインSVが2月4日にハードフォークを予定しているようです。
ビットコインSVは、価格の急騰やクレイグ・ライト氏の行動により最近注目されてきていますよね。
このタイミングでハードフォークを実施することは、更なる価格の上昇にもつながる可能性があります。
ビットコインSVがハードフォークを実施
ビットコインSVは、2月4日にコードネーム「ジェネシス」と呼ばれるハードフォークを実施すると発表しました。
ビットコインSV自体、ビットコインのハードフォークによって生まれたものなので、2度目のハードフォークということになります。
ハードフォークの目的は3つあります。
1つ目が処理可能な取引数を引き上げることです。
現在は1秒につき1000ほどの取引数を処理していますが、コードネーム「ジェネシス」によって取引数を9000まで引き上げることができるそうです。
2つ目は決済利用だけではなく、スマートコントラクトやIoTといった様々な用途としても使えるようにすることです。
いわば現在は仮の状態なので、真の力を解放しないと世界の通貨として活用されないのです。
そして3つ目はプロトコルの安定となっています。
これらすべてを実行することで、ビットコイン本来のプロトコルに復帰させることができるかもしれません。
そして、よりナカモトサトシの理論に近い通貨になっていくことでしょう。
ビットコインSVは半減期も近い
ビットコインSVに控えているビッグイベントはハードフォークだけではありません。
なんと4月には半減期も予定しているのです。
半減期と言えば、ビットコインも近々半減期が訪れて価格が上がるのではないかと言われています。
ビットコインSVも同様に半減期によって、マイナーの供給量が半分に減るので、それに伴った価格変動が起こるかもしれませんね。
ただ、1月15日に起こったビットコインSVの160%近い暴騰は、半減期を見据えての価格上昇ではないかと言われております。
なので、既に半減期は価格に織り込み済みの可能性がありますね。
ちなみに去年はライトコインの半減期が訪れたりもしましたが、半減期前後は価格が上昇したものの、現在は元の価格に戻っているので半減期によって必ず価格が上がるわけではないことに注意しておきましょう。
最近何かと話題になるビットコインSV
去年は大人しかったビットコインSVですが、今年になってから急に話題に上がるようになってきましたね。
特にビットコイン創設者サトシ・ナカモトを自称するクレイグ・ライト氏の110万BTC問題によって、ここ1週間くらいはビットコインSVの話題で持ち切りになっています。
クレイグ氏はビットコインSVを率いており、ビットコインSVこそが真のビットコインだと主張している人物でもあります。
なので、クレイグ氏の手元に110万BTCが入ってくれば、その110万BTCを売却しビットコインSVの価格上昇に繋げるのではないかと考えられております。
一気に110万BTCもの売りが入ったらビットコインの価格は急落することでしょう。
とは言え、この予想は一部のビットコインSVユーザーが提唱しているものであって、確定的なものではありません。
世間からはまだまだ認められていない通貨なのは間違いないので、もし投資をするとしても慎重におこなったほうが良いかもしれませんね。
まとめ
今回はビットコインSVのハードフォークについて取り上げました。
このハードフォークによって、ビットコインSVはナカモトサトシが提唱していたビットコインに近づくことになります。
そして、その後に控えている半減期や、クレイグ氏の動向次第では一気に価格が急騰することもあり得るでしょう。
しかし、1月15日の急騰で既に価格は織り込み済みとの意見もあるので、今後の動きに注目する必要があります。