8月に入ってから、ビットコインの動きが冴えません。
ここまで2日続けて上値が限られる展開となっており、
大きな売りもあまり出てこないためアクが抜けず、警戒感からダラダラとした動きになっています。
2.8万〜4.2万ドルのレンジ相場は、日足歴代1位の連続用線があったことから脱出可能な雰囲気でしたが、
ここに来て勢いが止まってきているため、脱出に失敗するシナリオも考える必要が出てきました。
ビットコインの8月3日の概況について解説します。
(この記事は8月3日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
8月2日午前7時からの動き
8月2日午前7時、451万円で推移していたビットコインですが、短期サポートを割れており、
下落の動きが顕著になっていきます。
午前10時には430万円を下回り、午後4時には438万円まで回復するも、
その後8月3日午前5時に423万円まで下落する元気の無い展開です。
午前5時の動きで中期サポートを割っており、7月後半から始まった10日間連騰の上昇相場は終わりを告げ、
休憩を経て次のタイミングを探す段階へと移っていきます。
レンジ相場脱出に失敗した?!
大きな連騰があった後、短期の調整を一気に経て、再び上昇するケースがあるのですが、
今回の調整は値幅が小さく、調整したと言い難い状況です。
今回の動きで2.8万ドル〜4.2万ドルのレンジを上抜けると考えていましたが、
まだレンジ内での推移に戻るシナリオも考えられます。
レンジ内に止まっている場合、レンジの上限にいるため高値掴みになる可能性があり、
ガチホはやめた方が良さそうです。
本日もダラダラした動きをした場合、明日の夜間に買いと売りのバランスが崩れやすくなるため、
逃げ足は早くした方が良さそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは綺麗にブレイクされた状態から始まります。
今の動きが続いた場合、夕方より少し前に短期&中期サポートが発生するので、
買う場合はこのタイミングからがいいでしょう。
レジスタンスは445万円の位置にあり、夜間には438万円に切り下がります。
夜間から上値を追っていく動きができれば、再びレンジの上限を攻めることができそうです。
まとめ
ビットコインは軟調な展開となり、レンジ相場脱出失敗のシナリオを考える水準に来ました。
現在はレンジの上限にいるため、脱出に失敗すると高値掴みになるため、
逃げ足は早くした方が良さそうです。
本日も微妙な動きが続いた場合、8月4日の夜間からバランスが崩れそうな雰囲気となっています。