3月16日から17日のビットコインの動きは朝方安く582万円までに下落したものの、
欧州からNY時間に切り返し、618万円と前日と同じ水準に戻しています。
本日の早朝には短期、中期のサポートラインも発生し、
一旦の底値は582万円が意識されているようです。
一方で戻りは充分とは言えず、再び最高値を更新する勢いは、まだ感じません。
下落トレンドの最中にあるのなら本日から明日のNY時間明け、
17日から19日早朝位までが山場となりそうです。
ビットコインの3月17日の概況について解説します。
(この記事は3月17日午前7時の情報で書いています。)
3月16日午前8時からの動き
3月16日の動きは下落で始まっています。
昨日の記事で、『今の動きが続けば午前中に603万円を起点とするサポートラインが発生する』と書きましたが、
午前中を待たずしてブレイクされたためサポートが発生せず、582万円まで下落します。
その後はあまり売られることなく、欧州時間に午前9時からの動きでプラスに転じ、
17日早朝にサポートラインが発生しています。
一方で、短期レジスタンスは手前まで切り下がってきているものの、ブレイクをまだ出来ていません。
今にもブレイクしそうな位置にあるものの、この部分を明確に抜けてこないと安心感は生まれないでしょう。
今日のサポート&レジスタンス
サポートラインは発生したばかりですので、本日の動きはほとんどありません。
580万円を下回ると、売りが加速する可能性が出てきます。
一方で短期レジスタンスは623万円まで降りてきて来ています。
短期レジスタンスを当然のごとくクリアし、637万円まで値を伸ばせれば、
上昇トレンドの中の一時的な調整との見方もできます。
もし短期レジスタンスをクリアできず、サポートに近づくような動きになった場合は、
下落トレンドの最中という可能性が高まります。
今の状況は670万円の高値から、582万円まで約13パーセント程度の小規模下落です。
ビットコイン相場は上昇相場から一直線に下落するより階段を降りるような下落をした後、
一気に落ちるような動きになることが多いため、下落中の中の調整の可能性はまだあります。
過去の動きを見ますと、17日から19日早朝頃までが山場となるでしょう。
まとめ
ビットコインは日本時間に売られ、582万円までに下がったものの、その後は持ち直し、
サポートラインが発生しています。
ただ、短期レジスタンスを崩せておらず、下落トレンド入りしている可能性は否定できません。
過去の動きでは、17日から19日早朝までが山場となりそうです。
見極めには気をつけましょう。