ビットコインの11月16日の動きは、日本時間から力なく短期&中期サポートをブレイクし、
前日比で一時8%超下落する展開になりました。
まだ下落局面にいる可能性は高いですが、ある程度値幅を伴い売りが出たことにより、
正午過ぎから712万円を越え短期レジスタンスをブレイク出来れば体勢を立て直せる可能性も出ています。
ビットコインの11月17日の概況について解説します。
(この記事は11月17日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
11月16日午前7時からの動き
11月16日午前7時、730万円で推移していたビットコイン、
前日特攻した日本勢は総崩れの状態から始まります。
午前9時には715万円を下回り、短期&中期サポートを無くし底なし沼の状態に、
直近安値の710万円も悠々と破り、午後7時には671万円まで下落します。
その後はNY時間に少し落ち着きを取り戻し、11月17日午前7時現在は697万円で推移する展開です。
8%超下落したことにより、シナリオが2つに
16日の動きで8%を超える下落になったことにより、ある程度売りが捌けた感はします。
日本時間に下がったこともプラス材料で、15日に無理な買い上げをした人の入れ替わりが期待できる動きです。
正午から短期レジスタンスが712万円に切り下がりますので、
ここをブレイクして715万円を越えれば、体勢の立て直しが期待できるでしょう。
一方で日別のアノマリー的には悪い時期に入っているため、来週くらいまで下落が続く可能性は依然としてありそうです。
600万円割れくらいまで調整する可能性はあり、逃げ足は早くした方が良いでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、16日の動きでブレイクされた後、本日の早朝に665万円の位置に発生しています。
ここを守ることができるかは最低条件です。
短期レジスタンスは正午から712万円に切り下がるため、この位置のブレイクが今後を左右するでしょう。
11月始値の701万円を挟んでおり、どちらに転んでもおかしくありません。
まとめ
11月16日のビットコインの動きは、力なく一時前日比で8%を超える下落となりました。
本日は正午から短期レジスタンスが切り上がるため、体勢の立て直しができるかに注目です。
712万円をブレイクし、上値を伸ばせれば一旦落ち着きを取り戻すでしょう。
それ以前に失速した場合は、まだまだ下落局面の最中と言えそうです。