ビットコインはFOMC発表後に上昇し、一時564万円へと値を伸ばしています。
2021年もあと2週間と少しですが、最高値更新は無理として、
本日の動きは2022年に期待を持たせる展開になるか重要な日になりそうです。
ビットコインの12月16日の概況について解説します。
(この記事は12月16日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
12月15日午前7時からの動き
12月15日午前7時、549万円で推移していたビットコイン、午前9時に555万円に上昇するも、
上値が重い展開となります。
午後5時に再び555万円に上昇するも、その後はFOMCの発表前に様子見姿勢が強まり下落、
12月16日午前1時には530万円へと下落し、短期サポートを脅かします。
ところがFOMCを抜けると突如反発、午後5時には565万円へと上昇し、
午前7時現在は556万円で推移する展開です。
FOMC抜け後にあく抜け?!2022年に繋げられるか?!
FOMCの結果は事前情報通りでしたが、ビットコインは株に比べると下げすぎており、ひとまず予想通りだったため調整と捉えられたようです。
ただ、依然として上値は重く、本日の展開から年末までしっかりできるかが、2022年相場を作れるかの鍵となります。
2021年は年初から上昇しており、どちらかというと、2022年は全く期待できず、
逆の展開になりかねないため注意が必要です。
中期レジスタンスの578万円を超えられるかに注目しましょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートは動きがなく、中期サポートは夕方から521万円へと切り上がってきています。
明日まで動きがありませんが、ここを下回ると、500万円の節目で止めれるかの攻防になり、注意が必要です。
レジスタンスは中期レジスタンスが578万円の位置にあり、ここを抜けられるかに注目です。
11月10日以来中期レジスタンスをブレイクできておらず、典型的に長期下落時の動きとなっています。
まとめ
ビットコインはFOMC発表後に一旦の反発の動きとなっています。
あく抜け後の本日の動き次第で、2022年への形が作れるかがかかっています。
11月から続く、中期レジスタンスの578万円を崩せるかに注目です。
2022年はどちらかというと、軟調相場で始まる可能性が高く、注意しましょう。