クリスマス休暇中のビットコインは、比較的小動きで小安い場面もあったものの、
先物市場が開く前に窓を埋める動きが出て、週末とほぼ横ばいとなっています。
比較的しっかりしている動きで、クリスマス明けの今週は640万円を超える可能性もあり、
一方で600万円手前で弾かれレンジの下限に撃墜される可能性もありそうです。
ビットコインの12月27日の概況について解説します。
(この記事は12月27日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
12月24日午前7時からの動き
12月24日午前7時、581万円で推移していたビットコイン、この日はクリスマスイブで、
海外が休場となり、小動きに終始します。
25日の午前4時に592万円まで上昇するものの一時的に終わり、
26日は下落基調で短期サポートをブレイクし、午後8時には566万円へと下落します。
ところが、27日の午前6時、短期サポートが再び発生する時間から反発、583万円まで上昇し、
午前7時現在は582万円で推移して、24日の元の水準から再スタートする展開となっています。
本日は重要?!620万円か?撃墜か?
クリスマス休暇明けの本日から週央までは、来年の前半のビットコインの動きに影響してきそうです。
現在は多くの人が気付いているように、暴落後、600万円〜515万円のレンジ相場に突入しています。
今の強い動きを維持できれば、今週は600万円を超え、640万円くらいまで回復できる可能性があるでしょう。
一方で、クリスマス休暇明けの本当の動きは、NY時間から始まります。
600万円手前で撃墜され、560万円を下回ると500万円手前まで売られる展開も予想されるため、
両面で見ておいた方が良さそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、561万円の位置に短期サポートが、560万円の位置に中期サポートがあります。
NY時間にこの辺りをブレイクしてくる動きの場合は、再びレンジ下限の510万円まで売り込みに行く動きとなりそうです。
レジスタンスは590万円の位置に短期レジスタンスが発生しており、日中のブレイクが期待されます。
日本時間の買いは偽物である事が多く、NY時間の動きに注意しましょう。
まとめ
クリスマス休暇中のビットコインは、動きの乏しい展開となりました。
おおむね底堅く、今週は上昇が期待できそうな展開です。
ただ、クリスマス休暇明け本番の動きは、NY時間からになるため、
日中の動きの判定は慎重に行いましょう。