3月31日の期末のビットコインは、ドルベースで60000ドル回復を試すも、
弾かれてしまう動きとなりました。
短期サポートは維持されており、上昇モードが終わったとは限りませんが、
月が始まったばかりは基調変化する事があるため注意が必要です。
ビットコインの4月1日の概況について解説します。
(この記事は4月1日午前6時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
3月31日午前7時からの動き
3月31日午前7時647万円で始まったビットコイン、午後3時には660万円まで上昇したものの、
すぐに売られ午後5時には630万円に下落します。
原因はドルベースで59900ドルまで到達し節目の60000ドルを抜けなかったことから、
一旦の天井が意識されたものと思われます。
ただ、下落した時間の短期サポートは624万円にあり、
今回も短期サポートを下回らなかったため暴落までにはいたりません。
徐々に落ち着きを取り戻し、4月1日午前0時には657万円に戻し、
午前7時現在は653万円で推移しています。
上昇から一気に下降の動きを見せましたが、短期サポート継続から上昇モード終了と考えるのはまだ早いでしょう。
月の初めは基調変化が起こりやすい
上昇モードは続いていると考えていますが、
月の初めの3日程度は変化が起こりやすいといったアノマリーがあります。
チャートは3月31日の午後3時でのドルベースの15分チャートです。
前日の高値更新から1時間と少しで、5%程度下落しています。
このような動きの後は、レンジを上に行くか下に行くかで大きな流れが出やすくなります。
下に行った場合、短期サポートを割れ、
中期サポートの600万円近くを意識する動きになるかもしれません。
最近いまいちな日本時間の動きに注意が必要です。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、昨日の安値を起点とする629万円になっています。
下回った場合は中期サポートの600万円が意識され、
ここを下回り大きく下がった場合は基調が変化したと見てもいいでしょう。
レジスタンスは今のところ出ていませんが、短期レジスタンスが本日の正午ごろに、
夜間には中期レジスタンスも発生する見込みです。
まとめ
ビットコインは3月31日60000ドル突破に失敗しました。
動きとして再び昨日の高値を早いうちに更新できれば強含み、
昨日の安値を下回った場合は600万円位まで下落する可能性があります。
月の初めは基調変化しやすく、注意が必要です。