ビットコインの週末相場は、概ね横ばいの動きとなりました。
一気に駆け上がれない重苦しさを感じ、週明けの動きが不発となると、
大きなレンジで530-350万円が意識されそうです。
ビットコインの2月14日の概況について解説します。
(この記事は2月14日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
2月9日午前7時からの動き
2月9日午前7時、513万円で推移していたビットコイン、11日午前2時に531万円へと上昇するも、
程なく下落基調は変わります。
午前9時には495万円に下落し、その後は横ばいながらじわりと安値を更新する動きに、
13日午前6時には482万円へと下落します。
その後、14日午前7時現在は489万円で推移する展開でとなっています。
11日に一気に600万円を目指せなかったことから、530万円を上限とする、
レンジ相場に入りそうな形になっています。
530-350万円のレンジが意識される?!
チャートはドルベースの日足チャートです。
先週の上昇は、
月曜日から木曜日深夜にかけ上昇し、その後は値を消す動きで勢いを感じなくなっています。
600万円を目指すには勢いが不可欠になり、週明けの動きが不発なら、
勢いは止まったと判断して問題ないでしょう。
その場合は、530-350万円の大きなレンジが意識され、再び400万円前半まで売られそうです。
最近の傾向で、週明けの先物市場が開くタイミングに日本勢から特攻の買いが入るため、
この動きに期待したいところです。
日本人が就寝している、深夜1時-3時に下落する動きが見られており、
基本、日本時間は慎重姿勢で臨むべきでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、477万円の位置に短期サポートが、475万円の位置に中期サポートが残っています。
ここを下回る動きは、週明けから暗雲が漂う動きへと変わってしまい、注意が必要です。
レジスタンスは、短期レジスタンスが500万円の位置にあり、
ここを簡単に抜けてくるようでなければ、上値はまだまだ重くなります。
480万円は固そうな雰囲気のため、ここをしぶとく残せるかに注目です。
まとめ
ビットコインは600万円に駆け上がる動きに失敗しており、週明け上昇しなければレンジに戻る正念場となっています。
530-350万円に意識が変わってきており、本日の動きには注意が必要です。
上値は500万円を簡単に上回れるか、下値は475万円を維持できるかに注目しましょう。