ビットコインの2月23日の動きは、日中は小高い場面が見られたものの、鬼門のNY時間に売られ、
マイナスに転じる展開となっています。
2月も月足は陰線へと変わっており、2018年の200万円から35万円に落ちた時のように悪い動きとなっています。
ビットコインの2月23日の概況について解説していきます。
(この記事は2月24日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
2月23日午前7時からの動き
2月23日午前7時、435万円で推移していたビットコイン、午後5時から上昇し、
短期レジスタンスをブレイク、午後10時には451万円まで上昇するも、鬼門のNY時間に売られます。
24日午前2時から下げ足を強め、午前7時には427万円まで下落し、
切り上がった短期サポートにかする展開に、その後は午前7時現在432万円で推移する展開です。
短期レジスタンスブレイク後も動きが悪く、日本人が寝ている時間に売られる嫌気が差す展開が続いています。
月足陰線で2018年に近づくか?!
2月は443万円から始まり、530万円へと上昇したものの、後半に入り値を消し、現在は陰線へと変わっています。
月足ベースで見ていきますと、切り返しの上昇が出ない現状は2018年ごろに似てきました。
当時は231万円の高値から、1年以上かけて35万円へと落ちており、今回もこの動きに寄せてくる可能性があるでしょう。
長期下落に入っていると仮定すると、底入りは12月ごろ、2018年当時と同じ下落を考えると、
120万円くらいまで下がるかもしれません。
まだまだ先となり、長期投資には馴染まない環境が続くでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、427万円の位置に短期サポートが切り上がり、ギリギリのところで踏みとどまっている形です。
午前9時以降の動きで下に行く可能性があり、この場合は中期サポートも割れ、400万円の攻防に移るかもしれません。
レジスタンスは457万円の位置に短期レジスタンスが、459万円の位置に中期レジスタンスがあり、
再び奮起してここをブレイクできるかに注目です。
まとめ
ビットコインは再び鬼門のNY時間に売られ、小高い場面から値を消しています。
月足が陰線に変わり、2018年の長期下落に似たような下げ方になってきました。
長期的に12月まで下落、120万円程度を狙う可能性があり、依然として長期投資家は難儀しそうな展開です。