ビットコインの24日の動きは、一時394万円まで売られたものの、その後急速に値を戻し、早朝459万円までつけています。
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、更に売り進められようとしましたが、NY市場の株価は売り込まれることなく、
小反発したことから急速に値を戻す展開となりました。
ビットコインの2月25日の概況について解説します。
(この記事は2月25日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
2月24日午前7時からの動き
2月24日午前7時、431万円で推移していたビットコイン、午前9時から下落し、
短期レジスタンスを悠々とブレイクします。
日本時間にロシア軍のウクライナ侵攻が始まったとのニュースを受けて更に下落、
午後2時には394万円へと下落し、節目の400万円を割れる展開となりました。
このまま、1月24日につけた安値の375万円を意識しそうでしたが、
程なくして欧州時間は様子見基調になり、日付が変わる頃にサポートが再び発生、
NY時間は株価が思ったより売られなかったため、切り返しの動きとなりました。
25日午前5時には短期レジスタンスをブレイクし、459万円へと急騰、その後は少し値を下げ、438万円で推移する展開です。
ウクライナ侵攻も米株価が堅調!一旦リスクオフか?!
ロシアのウクライナ侵攻は意外な感じがしましたが、米株価が堅調だった点は更に意外でした。
ビットコインは394万円から16%以上上昇しており、リスクオフのときに見られる動きとなっています。
2月は28日までしかなく、月末近くの売りも一巡しつつある時期に入っており、
息を吹き返してもおかしくはないタイミングです。
ただ、短期サポートの定着具合はまだ不明のため、短期サポート割れには注意が必要でしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、389万円の位置に短期サポートと中期サポートが固まっています。
短期サポートの切り上がりは翌朝以降になり、今現在はまだ余裕がある段階です。
再び400万円を割れるようだと、ビットコインによくある騙しのショート潰しになる可能性が高まるため注意しましょう。
レジスタンスは459万円の位置にあり、こちらも切り下がりは翌日の朝以降です。
嵐の後でどちらに行くか、今のところ不明です。
まとめ
ビットコインは394万円へと落ちたものの、突如息を吹き返し、一時459万円まで値を戻しました。
ウクライナ情勢は更に悪化しましたが、思ったより米株価が下がらず、ショートを焼く展開となったようです。
本日は嵐の後でどちらに行くかわかりにくい相場展開となりそうです。