ビットコインの月末の動きは、株も大きく動かなかったことから、小動きとなりました。
本日から6月相場入りしますが、ビッグイベントのFOMCが6月16日(木)深夜発表のため、
その1〜2週間前から大きな動きを出しやすく、6月は初旬から警戒が必要です。
ビットコインの6月1日の概況について解説します。
(この記事は6月1日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
概ね横ばい!5月31日午前7時からの動き
5月31日午前7時、411万円に上昇した後、405万円で推移していたビットコインでしたが、
連休明けのNY市場の寄り付きまで凪の動きとなります。
NY株式市場が開いた午後10時半に、下落基調で始まったことから、ビットコインも下落気味でしたが、株が大きく売られることはなく持ち直しの動きに、ビットコインも6月1日午前1時に416万円へと上昇します。
その後は午前7時現在、409万円で推移する展開です。
月末相場でしたが、概ね横ばいの小動きとなりました。
参考・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-301/
6月は初旬からFOMC警戒モードに!
チャートはNYダウとビットコインの1分足チャートですが、午後10時30分の寄り付きに合わせ、
NY株と共にビットコインも売られているのがわかります。
本来オルタナティブ投資のビットコインは伝統的資産の株に連動しないものですが、
最近は株に負のレバレッジをかけて売られる傾向が見られています。
6月16日(木)深夜にFOMCのビッグイベントが控えており、1〜2週間前から警戒が必要です。
米国のインフレ率が少し落ち着いて来ており、利上げペースを遅らせると既に勝手解釈しているため、
予定通りの利上げペースで波乱する可能性があるでしょう。
前日更新の記事に書いた通り、レンジ相場の天井付近に近いと考えられ、
曜日アノマリーの悪い明日の6月2日、もしくは次の週あたりからレンジ下限を目指すかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、午後から396万円の位置へと切り上がります。
400万円割れは即危険信号です。
レジスタンスは発生していませんが、夜間まで上値を更新できないと、天井を打った可能性が高まります。
フットワークは軽そうにした方が良さそうです。
まとめ
ビットコインは6月初旬からFOMC警戒モードへと突入します。
米国のインフレ率が直近落ち着き気味になったことを、利上げペース鈍化と捉えており、期待通りにならなそうだと株式市場が下落するかもしれません。
ビットコインも天井付近で鈍っており、警戒が必要です。