ビットコインは308万円まで上昇したものの、NYダウ先物の下落から暗転、
再び270万円の底値圏内となっています。
FOMCでセリングクライマックスの期待をしましたが、2017年当時と比較するとまだ下げが足りず、
200万円-100万円までは普通に下落しそうです。
ビットコインの6月17日の概況について解説します。
(この記事は6月17日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
短期反発終了!6月17日午前7時からの動き
6月17日午前7時、297万円で推移していたビットコイン、
午前10時に309万円へと上昇し短期レジスタンスにかするも、
その後はNYダウ先物に引きずられ良いところなしになります。
反発らしい反発もなく下げ続け、17日午前5時は271万円へと下落、
15日につけた安値を更新する勢いです。
株の4倍下げており、FOMC後に短期修正も小さく終わりました。
ビットコインは普通に考えると200-100万円まで下落?!
ビットコインの歴史は浅く、メジャーになってからのデータは少ないのですが、
今回のケースで唯一参考にしてよさそうなのはチャートの2017年12月からの動きです。
このときは240万円の高値から339日間かけて70万円くらいまで落ち、
その後最終的に35万円に下落しています。
今回のケースに当てはめてみると、第一段階の下げは72%位下げ、200万円手前まで売られます。
12月ごろに更に下げ、2023年初旬に第二段階で100万円割れを試す展開になりそうです。
下がっていると『流石に底値』と思いがちですが、過去データを見て普通に考えるとまだ下げ余地はあり、
足元は下げそうな値動きを続けています。
本日は日中に日銀決定会合があるため、変動のトリガーになるかも知れなく、注意です(日銀決定会合は通常あまり影響がないが、今回はマーケットのリスク許容度が激高で突入)。
本日は日銀決定会合・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-313/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは265万円の位置で変わらず、ここを抜けると一気に200万円前半を目指しそうです。
レジスタンスは短期レジスタンスが313万円の位置で、ブレイクは土曜日以降の反転を待つ必要があります。
日中の動きに注目しましょう。
まとめ
ビットコインは再び安値圏内へと突入しています。
大きく下げた後の反発を期待したいところですが、動きが悪く、
2017年当時を当てはめると、200-100万円まで下げ余地がありそうです。
日銀決定会合が日中にあり、更にカオスへと突入する可能性があり、注意したいところです。