ビットコインは引き続き上値を試し、335万円に到達しました。
影響はまだ見られませんが、イーロン・マスク氏が率いるテスラ社の第二四半期決算で、
保有するビットコインの75%を売却した悪いニュースが流れた模様です。
ビットコインの7月21日の短期予想について解説します。
(この記事は7月21日午前8時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
7月20日午前7時からの動き
7月20日午前7時、326万円で推移していたビットコイン、午前9時に316万円へと下落するも、日付が変わる頃には335万円へと回復します。
NY時間には売られ始め、21日午前5時には317万円まで下落、その後午前8時現在は321万円で推移する展開です。
イーロン・マスクBTC売却?!伝道師を失う!
前日のバッドニュースとして、イーロン・マスク氏率いるテスラ社が、2Q決算(4-6月)において、
保有するBTCの75%を売却した模様です。
イーロン・マスク氏は最近まで、なんだかんだ理由を付け、『ビットコイン売らない宣言』をしていましたが、
ちゃっかりと引き際を模索していだと言うことでしょう。
イーロン・マスク氏はビットコイン価格が70万円程度から10倍以上の上昇を果たした、
紛れもない伝道師であり、この人が居なくなることは、仮想通貨市場は長期的な閑散市場に移る可能性が高まってきました。
現在は株との対比で売られ過ぎた修正が入っていますが、今まで仮想通貨の輝かしい未来を信じて疑わなかった長期勢も、
特にポジションを維持する理由が無くなりつつあります。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、現在は290万円の位置に短期レジスタンスがありますが、夕方からは311万円まで切り上がる予定です。
夕方からの下落には注意しましょう。
レジスタンスは341万円の位置に短期&中期レジスタンスが発生しており、定着具合を試す段階です。
FOMC前に入り、一旦上昇は止まった可能性があり、警戒が必要です。
まとめ
ビットコインは335万円まで上昇するも、イーロン・マスク氏によるBTC売却のバッドニュースが発生しています。
足元は株との対比で売られ過ぎた反動から買われているものの、
長期投資家のマインドはこれから更に悪化しそうです。
FOMC1週間を切っており、相場の転換に注意しましょう。