ビットコインは1日を通して、314-318万円の非常に狭い横ばいの動きとなりました。
下げ渋りの気配ではあるものの、NYダウがあまり下がらず、下値模索していいのか迷っている状態のようです。
再び株価との連動性が強まりそうな雰囲気で、注意が必要な相場でしょう。
ビットコインの8月19日の概況について解説します。
(この記事は8月19日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
8月18日午前7時からの動き
8月18日午前7時、315万円で推移していたビットコイン、サポートの311万円間近ですが、ここから土俵際の粘りを見せます。
午前9時に314万円まで売られるも、この位置が最安値となり、午後7時には318万円へと上昇、NY時間の19日午前1時に315万円へと再び売られてしまうものの、午前7時現在は317万円で推移する展開です。
1日の値幅としては1%もない、平日としては近年稀に見る動かない1日となりました。
下げ渋りも上昇余地が乏しい?株価との連動性が強まりそう
今回の動きは、サポートを割っていないため、依然として上昇相場を維持していると見ることがでますが、一方で今まで相場の牽引役だった日本勢が特攻してこないため、上昇余地はとぼしいとも言えそうです。
こういった相場においては、株価との連動性を強める事が多くなります。
NY株価は5月の水準に回復しており、その当時のビットコインは500万円程度でそれを手がかりに買われていましたが、仮想通貨は悪材料が多く、金融引き締めの大きな流れからは『最弱資産』と評価されているため、ここからの反発は難しそうです。
NY株価が下がり始めると、その3倍程度売られる、負への連動性が強まるかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、変わらず311万円の位置に短期サポート、中期サポートが固まっている状態です。
レジスタンスは短期レジスタンスが323万円まで降りてきているため、この辺りをブレイクできるかもしれません。
週末急落の可能性もあるため、展開が変わったと見てもいいでしょう。
まとめ
ビットコインは非常に狭い範囲で1日推移する展開となりました。
下げ渋りと見ることもできますが、買い手が意気消沈して、相場展開が変わっているようにも見えそうです。
株価への連動性を再び強めそうで、週末は急落の可能性もあるため注意しましょう。