ビットコインの11月8日の動きは、300万円を割れ中期サポートもブレイク、一時252万円まで下落する大暴落相場となりました。
2日程度前から、FTX取引所の流動性不安で夜間にFTXが超暴落をし、
取引所全体への信用不安が絡む、6月レベルの暴落相場第二弾がスタートしそうな雰囲気です。
ビットコインの11月9日の概況について解説します。
(この記事は11月9日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
動きは変化?!11月8日午前7時からの動き
11月8日午前7時、303万円で推移していたビットコイン、短期サポートを発生させる事なく、
下げ相場となります。
297万円の中期サポートも簡単にブレイクし、日付が変わる頃には281万円へと下落、
一度300万円と前日比付近に戻ったものの、NY時間に売り直され、11月9日午前4時には252万円に下落、
その後は午前7時現在272万円で推移する展開です。
夏頃から落ち着いた動きが続いていましたが、ビットコインの動きを取り戻す、基調変化となった可能性があります。
FTXトークンが大暴落!!取引所不安に繋がるか?!
今回の相場下落の原因は、仮想通貨取引所のFTXが発行する、FTXトークンの暴落にあるようです。
FTXの流動性不足は懸念されており、今週に入り仮想通貨市場を水面下で騒がしています。
日付が変わる頃に仲違いをしていたと思われていた取引所バイナンスがFTXの事業を買収と伝わり、FTXは57%戻したものの、
結局その後90%近く売られており、ビットコインも300万円に戻した後に252万円をつけています。
どのような大きな動きがあったかはまだ解明されていませんが、弱った企業の買収は健全な企業を蝕むと取られた可能性がありそうです。
何はともあれ、6月30日以来の安値を記録したことにより、しばらくはネガティヴになりそうです。
6月はテラUSDの暴落で仮想通貨市場全体が冷えており、その再燃、FTXトークンの超暴落と仮想通貨市場大暴落が発生するかもしれません。
仮想通貨は既にオワコン化・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-408/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、ブレイクされたばかりで、発生は最短で夕方以降になりそうです。
ここまでは特に焦って買う理由もないでしょう。
レジスタンスは短期レジスタンスが310万円と、ブレイクは難しそうです。
2017年の相場と同じなら、150万円程度までは下がる値幅を残していると考えましょう。
まとめ
ビットコインはFTXトークンの暴落で仮想通貨市場全体が売られ、一時252万円まで下落しています。
暴落相場第二弾の開始のような動きをしており、危険な兆候と言えそうです。
夕方までは買いは様子見でもいいでしょう。