ビットコインの週明けの動きは、一旦小高く推移し、降りてきた短期レジスタンスをブレイクしました。
ドルインデックスやNY株が落ち着き気味に推移したことが要因ですが、反発の力に乏しく、仕切り直しが終わった後に、再び下落しそうな雰囲気です。
ビットコインの5月16日の概況について解説します。
(この記事は5月16日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
底堅い?!5月15日午前7時からの動き
5月15日午前7時、365万円で推移していたビットコイン、日本株が買われたことを材料に上昇気配から始まります。
午後3時には375万円へと上昇、NY時間に377万円をつけるも、その後午前7時現在は372万円で推移する展開です。
短期レジスタンスをブレイクしたものの、その後の上昇に乏しい想定内の動きとなっています。
再び下落?ドルインデックスはドル高気味?!
ビットコインは週明け小高く上昇しましたが、全く反発力がなかったところからの戻しであり、規模も小さいことから、本格反転の可能性は低そうです。
他のマーケットをみると、NYダウは下落しませんでしたが、ドルインデックスは高く推移しており、ドル回帰の動きが出てきてもおかしくありません。
一度短期レジスタンスをブレイクするのは想定内で、反発したことにより、新たな下落ステージに入ったと見るべきでしょう。
週末から来週にかけて売られる可能性があると見ています。
ビットフライヤーのSFD比率は依然として高く、買われすぎたポジションの調整はまだ行われていません。
雨模様・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-531/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、348万円と少し上昇して始まります。
前回の安値を下回り350万円を割れるようなら、あっという間に大きく売られる可能性があるでしょう。
レジスタンスは392万円の位置に再び短期レジスタンスが発生し、売り手は仕切り直して売ってきそうです。
反発力にかけ、売り手にプレッシャーをかけることができなく、本格反転は遠いと考えます。
まとめ
ビットコインは週明け、NY株と為替の落ち着きから、小反発の動きとなりました。
短期レジスタンスをブレイクしたものの、その後の上昇ペースはのろく、再び売り直されそうです。
週の後半からの下げに気をつけましょう。