ビットコインに珍しい動きが発生しています。
5月12日に351万円へと下落した後、5月13日以降の動きが、
高値から安値を引いても5%の幅に納まっている動きです。
通常、ボラティリティの低さは長期化する可能性がありますが、
過去は低ボラティリティの後に大きなボラティリティが発生しおり、その前兆と言えるかもしれません。
ビットコインの5月23日の概況について解説します。
(この記事は5月23日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
再び小高い?!5月22日午前7時からの動き
5月22日午前7時、370万円で推移していたビットコイン、日本時間の立ち上がりは売られる方向から始まります。
午前11時には365万円へと下落、ただしその後は株高からじわじわと戻す展開に、
午後10時には375万円へと戻し、NY時間は比較的穏やかで、23日午前 7時現在は373万円で推移する展開です。
週末に下落したぶんを小高く戻した形になります。
低ボラティリティが常態化?!9日間の変動幅はたった5%
短期サポートも、短期レジスタンスもブレイクできない展開が続きますが、
ビットコイン自体にボラティリティがなくなっています。
9日間の変動幅は5%に収まり、仮想通貨らしい変動の動きを見せません。
原因は、2023年に入り上昇していたビットコインも、調整局面に入り、
上への動きが鈍りつつある事です。
下げを見ている投資家が多いため、中々上昇しませんが、大きな下げが出ないため、
しこりも取れません。
ヘッジファンドなどのショートの動きが必要になりそうです。
ビットフライヤーのSFD比率は若干下げ基調で、8%を割れています。
低ボラティリティの後にボラが大きくなる事はよくあるため、期待しましょう。
今週は危うい?!・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-536/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、361万円の位置に短期サポートが残る状態です。
この水準を下回るような動きがないと、あく抜けは厳しいかもしれません。
レジスタンスは384万円の位置ですが、中々近づくことができません。
何か材料が欲しいところです。
まとめ
ビットコインは再び小高く推移し、週末の水準に戻りました。
9日間の変動幅が5%未満となり、いよいよ低ボラティリティが極まったようです。
大きな下落の前触れかもしれないため、注意しましょう。