ビットコインの3月3日の相場は予想外に強い動きになりました。
軟調の動きを引きずるかと思いましたが、朝方から強い動き、3月2日の記事で書きました爆発ポイントの542万円も突破し、3月3日22時には563万円まで買上昇、その後売られています。
今回の動きはレンジ相場内のはみ出しの動きなのか、上層相場への起点なのか、今の段階では判断しにくいですが、夜間までの動きである程度見えてきます。
3月4日のビットコイン概況について解説します。(この記事は3月4日時点の情報で書いています。)
3月3日からの動き
ビットコインは弱さを引きずるかと思いましたが、最近の傾向通り日本時間は強く3月3日の午後5時には発生したばかりの537万円のレジスタンスを抜け、3月2日に弾かれた爆発ポイントも突破します。
爆発ポイントを抜けた後は過去のデータで強含むことが多く、563万円まで短時間で上昇の動きとなりました。
このまま一気に大幅上昇トレンドに乗るかとも思いましたが、NY時間に入り揺り戻しの動きとなり、3月4日8時現在543万円付近と再び爆発ポイントの水準に戻ってしまっています。
現在のトレンド
チャートは4時間足です。
爆発ポイントを超えたあと、1日程度の時間順調に上昇を続ければより強気相場になることが多いのですが、今回は上昇したものの戻ってきています。
ポイントを変えたあとトレンドがしっかりしないのは、動きとしてあまり良くありません。
現在のトレンドが上昇相場に入っているのか、それとも上のチャートのように、レンジ相場内ではみ出しただけなのか判断がわかれます。
3月4日の夜間の動きで、ある程度のトレンドが見えてくるため夜間の動きには注意したいところです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートですが、短期サポートは503万円、中期サポートも切り上がってきており同じような位置にあります。
短期サポートは今は離れていますが、本日の日付が変わる前には大きく切り上がりブレイクしやすい位置になります。
レジスタンスは短期レジスタンスが563万円を起点に本日発生する予定です。
現在の動きでは短期サポートの方がブレイクしやすい位置にあるため、昨日のような日本時間に期待しましょう。
まとめ
ビットコインは542万円のポイントを突破したあと大きく上昇しましたが、その後戻ってきています。
シナリオとして上昇相場の調整なのか、レンジ相場を意識しているのか、判断に迷うところです。
今日の夜間までの動き次第で相場がどこを向いているのか、ある程度見えてくるでしょう。