ビットコインの月初めは朝に上昇したものの、尻窄みで下落していく展開となりました。
月初めの尻窄みはあまりいい傾向ではありませんが、一方でデイトレーダーが買い上げてくる場面もあるため、
方向感が出るのに時間がかかるかもしれません。
ビットコインの6月2日の概況について解説します。
(この記事は6月2日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
6月1日午前7時からの動き
6月1日午前7時、404万円で推移していたビットコイン、月末の上昇を受けて午前9時には415万円まで上昇するも、
午前中の上昇だったため中期レジスタンスのブレイクに至りません。
午後からはこの415万円が新たなレジスタンスとなる尻窄みの悪い展開に、
午後10時にはその日の安値を更新し392万円まで下落します。
ここから30分程度で410万円まで急上昇するも、その後はNY時間の6月2日午前1時に391万円まで再び下落、
午前7時現在は398万円で推移する尻窄みの動きになっています。
デイトレーダーが大量発生中か?
チャートは6月1日午後10時の方向感覚にかけた30分間の動きです。
その日の安値を更新して、
392万円から410万円まで、30分間で4.5%上昇する強い動きとなっており、酷い騙し上げ、
この時間に何かニュースが出ている感じではないため、短期筋の買いだったと考えられます。
日本の中央銀行はETF買い入れを停止しているため、株のデイトレーダーが仮想通貨に流れてきており、
4月の後半以降、相場のノイズとなっており、急騰についていくと高値掴みになる事が多くあります。
6月は月初めから尻窄みの動きになったため、引き続き下落局面が続くものの、
デイトレーダー発生のため方向感が出てくるのに時間がかかるかもしれません。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは短期サポートが390万円と余裕がない位置に切り上がってきています。
ここを守れれば、上を見に行く可能性があるでしょう。
レジスタンスは昨日の崩せなかった中期レジスタンスが417万円の位置に来ており、
引き続き重しになりそうです。
中期レジスタンスをブレイクして、426万円の爆発ポイントを抜ければ上昇が期待できますが、
最近の傾向で日本時間も動きが悪く、短期筋以外誰も買ってこないため、厳しい展開になるかもしれません。
まとめ
ビットコインの月初相場は尻窄みの動きとなりました。
相場は下落傾向ですが、デイトレーダーと思わしき買いが活発のため、方向感が出ない動きになっています。
本日は426万円を超えることが出来るかに注目するといいでしょう。