ビットコインの7月6日の動きは、先物市場が開いたら即座に窓を閉めに行く、
お行儀の良い展開になりました。
最近、ビットコイン先物は窓の開けっ放しを放置しない、神経質な性格に変わってきていますので、
今月は更に下の2.3万ドルの窓を開けっぱなしにしていた事を思い出し、閉めに行くかもしれません。
ビットコインの7月6日の概況について解説します。
(この記事は7月6日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
7月5日午前7時からの動き
7月5日午前7時、398万円まで跳ね上がったビットコイン、雨が降るのは夜からと思っていましたが、
朝から小雨が降るような下落をします。
午前10時には385万円まで下落し短期サポートを早々にブレイク、午後1時には378万円まで下落します。
下落の本命の夜間に入ると想定通り午後8時に大きな売りが出て、
7月6日午前2時には368万円まで下落、午前7時現在は少し戻し378万円で推移しています。
お行儀がいい先物のビットコイン
今回の動きは先物市場が開いた途端に、土日に上がってできた窓を閉めた形になっています。
先物市場は大きな投資家やヘッジファンドが参戦していますので、
今の価格をこれらの層は高いと見ている証跡でしょう。
ビットコインの動きが弱く綺麗に窓を閉めたため、今後は更に一段階下の先物の窓を閉めに行く可能性が出てきました。
昨年の12月24日に2.3万ドルから休み明け2.6万ドルに上昇しており、
その後窓が開けっぱなしのため、ここの水準を今月中くらいに達成する動きが出てくるかもしれません。
依然として長期トレーダーは受難の展開が続きそうです。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは、短期サポートがまだ発生しておらず、発生は午後からになります。
ここまでに直近の安値を下回らなければ、一度買いに回ってもいいのではないでしょうか。
レジスタンスは短期レジスタンスが日本市場の開始から大きく切り下がり、
午後には385万円の位置に降りてきます。
午後から、ここをクリアすれば、一時的に売りが納まるかもしれません。
今日はまだ1ヶ月のうちで日柄が悪くないため、日本勢の特攻に期待したいところです。
まとめ
ビットコインは先物で窓を閉めるとてもお行儀がいい展開となりました。
7月に入り反発が弱く、更に下の2.3万ドルまで窓を意識する動きが出てくるかもしれなく、
注意が必要です。