国内の仮想通貨取引所であるcoincheckは4月20日に、オリンピックのフェンシング銀メダリストである太田雄貴選手とのコラボレーションを発表しました。
coincheckは現在メタバースを展開しており、そこに太田氏が関わります。
有名人とメタバースの提携が世界的に相次ぐなか、スポーツ界もその流れに乗る形です。
今回のcoincheckの発表について、詳細をまとめました。
要点
coincheckと太田雄貴氏のコラボレーションについて
coincheckは4月20日、フェンシング五輪銀メダリストである太田雄貴選手との提携を明かしました。
同取引所のメタバースでのコラボレーションを予定しています。
スポーツ界の有名人とのタッグで、どのような化学反応が生まれるのでしょうか。
太田氏が関わる予定なのは、coincheckが展開中の「Oasis TOKYO」や「Oasis KYOTO」です。
こちらでスポーツ関連のイベントが計画されており、太田氏が協力する形になります。
以上を通して、coincheckはスポーツ分野におけるNFTやメタバース市場の発展を目指す構えです。
今回のcoincheckの発表について、以下の口コミも寄せられています。
太田雄貴氏の現在
太田雄貴氏は2008年北京オリンピックのフェンシング男子フルーレ個人で銀メダルを獲得しました。
これは当時の日本男子フェンシング界初の快挙です。
その後2012年ロンドンオリンピックでも、団体メンバーとして銀メダルを獲っています。
現在は国際フェンシング連盟の理事です。
フェンシングの普及や講演活動がメインになっています。
今回のcoincheckとのコラボレーションも、幅広い領域にフェンシングを知ってもらう考えから生まれたのでしょう。
コラボレーション実現の背景は?
今回のcoincheckと太田氏とのコラボレーションは、メタバースとスポーツの架け橋を作ることとされます。
近年NFTやメタバースは成長を続けており、世界中でコラボレーションの事例が相次いでいます。
新コンテンツの展開により、多くの人にスポーツに興味を持ってもらうチャンスです。
coincheckは太田氏とのコラボレーションを通し、スポーツファンという新規顧客開拓につなげる狙いでしょう。
メタバースを使った独自サービスによって、ほかの仮想通貨取引所との差別化も可能です。
coincheckは公式サイトで「ダウンロード数No.1」を明かしているので、太田氏との提携にも注目が集まるでしょう。
近年メタバースとスポーツの結びつきは強まっている
メタバースとスポーツのコラボレーションは、世界中で見られるようになりました。
coincheck以外にも、さまざまな企業がスポーツ界とメタバースで結びついています。
たとえば国内プロ野球の西武ライオンズは2021年9月7日、「LIONS COLLECTION」としてNFTコンテンツを売り始めました。
商品には選手のサインが入っており、20万円から落札できます。
イギリスではソニーが2021年11月30日に、サッカーのマンチェスター・ユナイテッドとの提携を明かしています。
仮想空間に設けたスタジアムで、サッカーファンが交流できるしくみです。
このようにメタバースは、新しいスポーツの楽しみ方として世界の常識になっています。
まとめ
coincheckとフェンシングの太田雄貴氏とのコラボレーションは、新しいメタバースの楽しみ方を生み出しそうです。
coincheckは開発中のメタバースを通して、さまざまなイベントを計画しています。
太田氏との提携では、スポーツファンという新規顧客開拓を狙うのでしょう。
一方で仮想通貨やNFT、メタバースのユーザーにもスポーツの魅力を知ってもらえそうです。
coincheckの新しいチャレンジに期待がかかります。