ドイツの州営銀行、BayernLBは2日、ビットコインに関する最新のレポートを発表。
それによると、ビットコインは2020年に1000万円に到達する可能性があるとのことです。
要点
ビットコインが2020年に1000万円に!?
BayernLBは今回、ゴールドの価格分析で用いられる「stock-to-flow比率」を用いてビットコインの適正価格を算出。
German-Based Bank, BayernLB Says #Bitcoin Will Hit $90,000 In 2020 https://t.co/WlEGzeuHAj via @ZyCrypto
— ZyCrypto (@zycrypto) October 2, 2019
ドイツの銀行、バイエルンLBは言う#Bitcoin 2020年に90,000ドルに達する
「stock-to-flow比率」は、流通量と採掘量から適正価格を算出する方法で、ゴールドと似た性質をもったビットコインの価格分析に度々使用されます。
そして、それによると、来年5月に半減期を迎えるビットコインの価格は1000万円(9万ドル)となり、現在の価格は半減期が織り込まれていないとのことです。
ただ、ここで注意したいのは、必ずしも「stock-to-flow比率」が明確にビットコインの価格を算出できるかは定かではないこと。
ビットコインの価格形成に関しては、専門家の間でも意見が別れるとこなので、あくまで参考程度にとどめておきましょう。
半減期でビットコイン価格は動くか
とはいったものの、来年5月に半減期が訪れるのは間違いなく、すでに1年を切った現在では市場の大きな材料にもなっています。
半減期・・・半減期が訪れるとマイナーの報酬が半減する。ビットコインの希少性を保つために、数年に1度半減期が訪れるようになっている。
とても簡単にいうと、来年5月には市場の流通量が現在の半分になるため、需給の関係は大きく変化することは間違いありません。
しかし、この夏からはビットコインの価格は低迷傾向に。
今回BayernLBが指摘したように、基本的な原理ではこれからビットコインの価格が上昇することになるので、引き続き市場の大きな材料になるとともに、念頭に置いておきたいテーマであります。
まとめ
ドイツ州営銀行、BayernLBは2日、ビットコインに関する最新のレポートを発表。
同行は「stock-to-flow比率」を用いて、ビットコインの適正価格を計算、それによると、同通貨は2020年に1000万円に到達するとのことです。
ビットコインの価格形成に関しては、必ずしも需給があるとは限りませんが、半減期については今後も大きな市場材料になるので、その動向と関連する報道に注目です。