仮想通貨市場は7月末に高値をつけてから下落基調にあります。
ビットコインETF、先日のBakkt設立など多くのポジティブ要因がある中、いまいち価格は上がりません。
また、年初のようなハッキングや規制の不安感もなく、ぱっとしない相場が続いていますね。
今回は専門家がみる現在の相場の下落要因をまとめました。
要点
・専門家が指摘する相場の下落要因
一般の人では把握しずらい専門家の指摘をまとめて紹介します。
目次
OTCマーケットとマイナーの関係/経済学者Tuur Demeester氏
経済学者Tuur Demeester氏は長期的には、仮想通貨市場に強気のヴィジョンを持っていますが、現在の相場はいくつかの問題点があるようです。
①ハッシュパワーの関係
②機関投資家のOTCマーケットの問題
①は簡単に説明すると、年初から続く相場の低迷で、マイナーが以前のようにマイニングで収益を挙げるのが難しくなっているということ。
その結果、マイナー達は、採掘した通貨を市場に売って補うため、それが売り圧力になっているとの指摘です。
②は、最近メディアで報道され、にわかに話題になっている要因です。
OTC市場とは、機関投資家といった大口の投資家が、取引所を介さず、直接店頭取引をすることです。
それにより、流動性が高くない(株や為替と比較して)仮想通貨市場は、大口の取引で簡単に価格が変動してしまうという問題が指摘されています。
そして、それを利用して、機関投資家達は高値で売ったり、わざと売り崩して安値で買ったりなど、価格操縦しているという問題が最近話題になっています。
これらはデーターや統計で確認されたものではなく、あくまで報道で話題になっているものですが、投資家心理に悪影響を及ぼしているのは確かでしょう。
ゴールドマン・サックスによる批判
ゴールドマン・サックス7月のレポート
参照元:https://www.goldmansachs.com/what-we-do/investment-management/private-wealth-management/intellectual-capital/isg-midyear-outlook-2018.pdf
ゴールドマン・サックス幹部は、仮想通貨が「通貨」としての役割を果たしていないとして、「仮想通貨市場はさらに下落する」と先週発言しました。
さらに、ゴールドマン・サックスが顧客に発行している投資レポートにもこのことは掲載されています。
通貨としての役割は、よく仮想通貨の議論で用いられる3つの概念です。
①価値の保存
②交換の媒体
③価値の尺度
しかし、①価値の保存に関しては、専門家の中で意見が別れており、すでに①の機能を果たしているという専門家もいます。
詳しくは下記の記事でも解説・議論を紹介しています。
まとめ
とは言ったものの、ビットコインに関しては、年初来安値から回復しまだ上昇した分は維持しています。
紹介したものは、専門家の意見ではありますが、部分的な指摘や、特段新しいテーマではありません。
今までは、ハッキング被害や、規制の不安感が相場の下落要因とされてきましたが、上半期以降はG20を通過して、各国の仮想通貨規制も明確になってきています。
まずは、ビットコインETFなどのニュースに注目しながら、重要な価格はサポートされるのかを見極めたいところですね。
下半期大注目のBITPointでレバレッジ25倍のビットコイントレーディングを始めよう!
BITPointは、コインチェック、bitFlyerがサービスを停止している中、2018年最大の注目取引所となっています。
BITPointの3ポイントは以下になります。
BITPoint3大特徴
①国内圧倒的!資本金44億円!顧客の資産が保証される信託保全完備
②ビットコインレバレッジ最大25倍可能!チャンスの相場で大きく稼げる
③入出金・取引手数料無料!国内最安値クラスの手数料
取り扱い通貨 | 入出金手数料 | 取引手数料 | レバレッジ | スワップポイント | 信託保全 |
5種類 | 無料 | 無料 | 最大25倍 | 0.035% | あり |
小田社長によると、今年はビットフライヤー・コインチェックの規模まで取引所を成長させるとのこと。
海外にも進出しこれから飛躍すること間違いない取引所です。
上の記事のように、現在はビットコインの価格が上昇しており、チャンス相場到来となっています。
まだ口座を開設していない方は、この機会に登録するのをおすすめします。