先月、リップル社CEOのブラッド・ガーリングハウス氏がXRP売却運動についてコメントしましたが、今回はCTO、デイビット・シュワルツ氏がコメント。
「大きな失望させる」として売却が必要なことを述べました。
要点
XRP売却に関しCTOが返答
I'm afraid we're going to massively disappoint you.
— David Schwartz (@JoelKatz) September 7, 2019
私たちはあなたを大いに失望させるだろうと思います。
CTOであるデイビット氏は、9日、コミュニティーの質問に回答。
同氏は「大いに失望させる」と述べ、リップル社にとってXRPが売却が必要な旨を述べました。
先月、CEOのブラッド・ガーリングハウス氏も売却停止抗議についてコメントしており、リップル社のエコシステムにとって売却が必要だと述べています。
主に海外コミュニティーからですが、直近ではXRP売却を求めて著名活動などが行われています。
一方、売却が必要だと述べるコミュニティーも出てきており、リップル社の売却について議論が盛り上がっているようです。
ガーリングハウス氏から今回のデイビット氏の発言までの流れは、このような議論が高まっているため、それに対しての返答という意味があるでしょう。
アルトコインの低迷続く
このようなコミュニティーの運動があるのは、長きに渡りリップルの価格が低迷していることは無関係ではないかもしれません。
しかし、これはリップルだけの問題だけではなく、アルトコイン市場全体の問題でもあります。
直近ではビットコインドミナンスが70%近くあり、現在は「ビットコイン独占相場」に。
専門家からはアルトコインには明確なユースケースが必要と述べる声もあり、今後もアルトコインにとって「実用性」は大きな課題となるかもしれません。
現状ではなんとも言えませんが、アルトコインに関しては再び価格上昇していく「タイミング」を見極めつつ、ドミナンスなどの動向を追っていきたいものです。
まとめ
リップル社CTO、デイビット・シュワルツ氏は10日、直近で起こっているXRP売却運動についてコメント。
同氏は「大いに失望させる」とコメントし、リップル社にとってXRP売却が必要な旨を述べました。
直近ではリップル価格の低迷が続いていますが、これはアルトコイン市場全体の問題でもあるので、リップル単独材料だけではなく、アルトコイン市場全体の動向を追うことも必要かもしれません。