世界最大手のマイニング企業、Bitmainの創始者ジハン・ウー氏が25日、メディアのインタビューに応じました。
同氏によると、これまでの仮想通貨市場の動きから新たな上昇フェーズがくるとのことです。
要点
仮想通貨市場に新たな上昇フェーズ
Jihan Wu speaks of a possible impact of the 2020 halving on the Bitcoin price and of the bullish periods to follow the recent crypto winterhttps://t.co/5tR1jRift8
— 8BTCnews (@btcinchina) October 25, 2019
ジハン・ウーは、2020年の半減がビットコインの価格に及ぼす影響の可能性と、最近の暗号の冬に続く強気の期間について語っています
ジハンウー氏はメディアのインタビューに応じ、中国の大手仮想通貨メディア8BTCなどが報じました。
それによると、仮想通貨市場はこれまで弱気と強気の周期を繰り返してきており、弱気のフェーズが続いても、その後必ず強気のフェーズが訪れるとのこと。
また、注目を集めているビットコイン半減期ですが、ウー氏はそれで価格が上昇しなくとも、将来的に個人・機関投資家ともに投資家人口が増加するため、価格が上昇すると見込んでいるようです。
仮想通貨市場はアクセルを切れるか
先日、暴騰して現在はメディアの報道、センチメントも強気に傾いています。
しかし、ビットコインは今年の7月におよそ150万円の高値をつけて以降、10月まで価格が低迷。
アルトコインに関しては、ビットコインドミナンスの上昇で今年苦戦を強いられており、リップル、イーサリアムは年初来安値を更新する場面もみられました。
しかし、既報の通り先日ビットコインが再び100万円台にのせ、アルトコインに関しても直近は堅調な価格推移に。
この上昇でどこまで価格を伸ばせるかは注目となりそうです。
また、17年の記憶が新しいように、11月から12月は仮想通貨市場の価格が上昇しやすい期間と一部の専門家から指摘も。
仮に、今回の上昇でビットコイン、およびアルトコインが年初来高値を更新していく場面がみられれば、来年にかけウー氏の指摘する中長期的な上昇フェーズに移行した公算が高まるので注目でしょう。
まとめ
世界最大のマイニング企業、Bitmainの創始者、ジハン・ウー氏がメディアのインタビューに応じました。
そこで同氏は、仮想通貨市場がこれまで弱気と強気の周期を繰り返しており、近い将来新たな強気フェーズが訪れると指摘しました。
先日はビットコインの暴騰により、仮想通貨市場の堅調な推移が続いているため、この動きがどこまで続くかひとまずは注目したいですね。