15日に反発していたビットコインですが、昨日大幅な下落へ。
ビットコインは日足で一目均衡表の雲にさしかかっており、仮にこのまま価格が下落したら調整が深まりそうです。
要点
ビットコインが最重要局面へ
ビットコインは下落を続ける中、15日にムニューシン長官発言などがきっかけで一時的に反発していましたが、その後再下落。
現在は重要なサポートであった105万円を下抜けており、今後の価格動向が注目されます。
ビットコイン円 日足 4月15日~
上記のチャートはビットコイン円の日足チャートに一目均衡表を表示させたものです。
現在、日足チャートでは一目均衡表の「雲」(緑色のエリア)にさしかかっているのがわかります。
仮にこのまま価格が急反発することがなければ、ビットコインは数日後に雲を下抜けることになり(チャート上赤丸の箇所)、日足レベルで少し長めの調整相場入りすることを示唆します。
ただ現在は雲にさしかかるということは、良いとこまで価格が下落していることを示唆しており、買いポイントであることも示しています。
現在はかなりボラティリティー(変動率)が高まっているため、ここから買いが入り価格が急反発する可能性もなくはないでしょう。
いずれにせよ、相場動向を見極めるには今後数日間の値動きが重要となりそうです。
最大で60万円までの調整説も
当ブログで何度も紹介していますが、18年相場を的中させたピーター・ブラント氏は最大で60万円までの調整を指摘しています。
上記のように、仮にビットコインの日足チャートが一目均衡表の雲を下抜けた場合、ブラント氏が指摘する価格も視野に入ってくるため注意が必要でしょう。
ただ、ブラント氏はあくまで「最大」と述べており、どこまで価格が下落するかは定かではありません。
また、ここから価格が急反発するシナリオもまだ残されているので、どのみち数日間相場の動きを注視するしかなさそうです。
まとめ
先日反発をみせていたビットコインですが、16日に大幅に下落。
現在は、重要なサポートであった105万円を下抜けており、日足チャートの一目均衡表の雲にもさしかかっているので、非常に重要な局面にいるといえるでしょう。
ただ、ここから価格が急反発するシナリオもまだ完全には否定できないので、数日間は相場動向を注視したいものです。