ビットコインが引き続き軟調な展開が続く中、仮想通貨市場全体も弱い動きが継続しています。
直近の相場動向に関してまとめました。
要点
ビットコインは98万円のサポートを受けられるか
ビットコインは週開けから軟調な展開が継続。
チャート形状的には下落の基調が強まってきています。
ビットコイン円 日足 5月中旬~
まずは7月17日の安値である98万円のサポートを受けられるか注目したいところ。
よほど強い急落でない限りは投資家が注目するポイントでもあり、一旦は反発する可能性がありそうです。
ただし、現在のチャート形状がからいえば、91万円、80万円ともう一段したの価格までの調整になる可能性は十分にあり得るでしょう。
98万円で止まることができれば反発の可能性も
現状からいえば、98万円で止まることができれば反発の可能性もおおいにありますが、昨日お伝えした通り、ビットコインは日足チャートで一目均衡表の雲を下抜けているため、下落シナリオが優勢ではあるでしょう。
投資アドヴァイザーのコロヴォス氏は95万円から98万円をいったんの下値メドとして指摘していますが、チャート的にはそれ以上価格が下落してもおかしくはありません。
少しまえの記事にはなりますが、ベテラン・トレーダー、ピーター・ブラント氏はいち早く調整相場が訪れることを指摘していました。
ただし、ブラント氏の60万円は「最大で」なので、必ず60万円まで下落するわけではありません。
現段階の仮想通貨市場の材料を鑑みれば、よほどのことがない限り60万円まで下落することは考えずらいでしょう。
また、これらはいずれも短期から中期のスパンで、いずれの専門家も長期的には価格が上昇するとの見解を示しています。
とはいったものの、調整が深まれば8月の終わりごろまで低迷が続くといったシナリオも考えられます。
それには今後の仮想通貨市場の材料次第というとこもあるので、まずは直近のサポートである98万円を注視しつつ相場動向を追っていきたいものです。
まとめ
ビットコインは引き続き下落基調に。
直近では7月17日の安値98万円が重要なサポートとなるため、今後価格が下落した場面では注目したい価格帯であります。
直近では多くの専門家が調整入りを指摘するように、チャート形状的には弱気が優勢となっているので、まずは価格の反発ポイントを見極めたい場面です。