31日のビットコインは安値圏から小幅に反発。
直近の相場動向をまとめました。
要点
ビットコイン小幅上昇・短期的なチャートは改善
31日のビットコインは午前から小幅に反発。
ビットコイン円 1時間足
チャートはビットコイン1時間足に200SMAを表示させたもの。
ビットコインは10日の急落以降、1時間足の200SMA(200時間移動平均線)を超えたのは、19日の一回のみ(赤丸箇所)。
しかし、本日の反発により、再度200SMAを超えてきているので、このまま105万円いじょうを維持できれば、短期的なチャートは改善しているといって良いでしょう。
現在は100万円という100万円近辺でのサポートを受けたかたちとなっているので、引き続き価格動向に注目です。
FOMCで動く可能性あり?注目ポイントは
また、本日夜はFOMCが実施されます。
FOMC-Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)・・・簡単にいうと米国の金利を決定する会合。金利の上げ下げの他、今後のスタンスについてもコメントが。金融市場関係者にとっては一大イベント。
会合はおおよそ日本時間で深夜3時ごろからです。
注目ポイントは簡単で
利上げ方向→ビットコイン下落の可能性
利下げ方向→ビットコイン上昇の可能性
基本的に、ビットコインは米ドルが利下げ方向に動くと、投資先の資金が流入するというのが多くの専門家から指摘されています。
なので、本日は「利上げ方向か・利下げ方向か」に注目しつつ、余裕のある方はFOMC動向をチェックしておいた方がよいかもしれません。
またFOMC以降で相場が動く可能性があるので、まずは大きく動くかも注目したいところです。
まとめ
31日のビットコインは午前に安値圏から反発。
それにより、直近で超えられなかった200SMA(200時間移動平均線)を超えてきており、短期的なチャートは改善しつつあります。
また、本日は米国でFOMCも開催。
そこで再びFRBが利上げ方向のスタンスを示せば、仮想通貨市場にとってはポジティブな材料となるので注目。
また、FOMC以降で価格が大きく動くか(ボラティリティーが高まるか)にも注目したいところ。
現段階ではまだわかりませんが、このまま価格を維持できれば、今後短期的にでも再び上昇の流れになる可能性もあるので、直近の価格動向は注目です。