1日のビットコインは前日に引き続き上昇しています。
本日未明には米国でおよそ10年ぶりの利下げが実施され、重要材料に指摘する専門家も多いです。
要点
ビットコインは前日に引き続き上昇
31日に久しぶりに安値からの反発をみせたビットコインですが、1日も引き続き価格が上昇。
ビットコイン円 1時間足
先日もお伝えしましたが、現在は急落以降、突破に苦戦していた200SMA(200時間移動平均線)を突破してきており、短期的なチャートはこのまま上昇してもおかしくない形となっています。
仮に価格が下落した場合、200SMAが位置する105万円近辺で買いのサポートを受けらるのか確認したいところ。
まだ、7月中旬からの短期的な下落トレンドは否定できませんが、下値での買いが確認できれば、再びセンチメントも改善しそうです。
米国がおよそ10年ぶりの利下げ
本日テレビでも報道され、仮想通貨メディアでも話題になっているのが米国のおよそ10年ぶりの利下げです。
【米FRB 10年半ぶりの利下げ】https://t.co/B0mtRtCHAp
米FRB(連邦準備制度理事会)は、政策金利を0.25%引き下げると発表し、約10年半ぶりに利下げに踏み切った。日本を含む世界各国の市場や金融政策に大きな影響を与えることは必至。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 31, 2019
また、利下げすることによりビットコインの価格が上昇すると一部で指摘されています。
理由は別の記事で述べますが、利下げすることにより、余った投資資金がビットコインやゴールドといった資産に向かうからです。
もちろん、今後利下げにより、仮想通貨市場にどのような影響があるか・相関関係があるかは動向を追わないとわかりませんが、ビットメックスCEO、アーサー・ヘイズ氏は今年の1月時点ですでにこのことを予言しています。
トータルでまとめると、世界経済後退懸念→米国利下げ→ビットコインに資金流入→価格上昇という流れになります。
今後メディアでしばらくの間「利下げ」という文字を多く見かけると思うので、知らなかった方はこれらのことを頭の片隅にでも入れておくと良いでしょう。
まとめ
1日のビットコインは前日に引き続き、安値圏から反発。
現在は重要指標である1時間足の200SMA(200時間移動平均線)を超えてきているので、チャート形状はかなり改善してきています。
また、仮想通貨市場に新たなテーマとして「米国の利下げ」が登場。
このように直近では価格上昇と大きなファンダメンタルが出てきているので、今後しばらくの間は利下げに伴う専門家の見解をふくめ、価格が上昇するか注視したいですね。