昨日、ビットコインが下落しましたが、直近で価格が反発する気配がなく続落するシナリオも考えられます。
直近の相場動向についてまとめました。
要点
ビットコインは98万円の攻防に注目か
ビットコインは本日深夜ごろから価格が急落。
それに伴い、対ドル価格である節目である1万ドルを割り込み、テクニカル的にも日足の三角保ちあいを下抜けました。
ビットコイン円 日足 6月~
ここで注目したいのが、6月18日の安値97万と、7月17日の安値98万円。
直近では97万円から98万円がサポートして機能しているので、ここで価格が反発できるか注目でしょう。
基本的に、三角保ちあいを下抜けたことにより下目線にはなっていますが、仮に98万円で反発することができれば再びレンジ復帰の可能性もありそうです。
急落要因は何か
なお、急落して時間が経って国内外から様々な指摘がなされていますが、いずれにしても主となるファンダメンタルズ要因はない模様。
今回の価格下落は大口取引や、テクニカルな要因が優勢のようです。
海外アナリスト、The Crypto Monk氏によると、ビットメックスで大口の取引があったとのこと。
https://twitter.com/thecryptomonk/status/1166666679428014080
数時間前、Bitmexに1億2,000万ドルの購入ウォールがありました。明らかに誰かがトウモロコシを降ろそうとしています。 📉🌽ズボンに巻き込まれないでくださいdown.
その他に、先物取引のSQ日や、急落前に大量のテザーがバーン(焼却)されたことが報告されています。
いずれにせよ、明確な理由は明らかになっていませんが、大口取引により、心理的節目を割り込んだことが売りが売りを呼んだ形となったでしょう。
明確な理由がないため、続落する可能性があるかは判断しかねますが、テクニカル的には弱い形状になっているので、続落した場合、上記で示した攻防に注目したいところです。
まとめ
ビットコインは本日未明に下落。
日中も反発する様子はなく、結果的に対ドルで節目である1万ドルを割り込み、テクニカル的に重要な節目である三角保ちあいを下抜けました。
これで今後は基本的に下目線ではありますが、6月、7月ともに97万円から98万円がサポートとして機能しているので注目したいところ。
今後価格が続落した場合は、その価格帯での攻防に注目したいところです